MLBの1年目“松井祐樹”がダルビッシュ有から受けたアドバイスとは
メジャー移籍1年目で中継ぎ投手として大活躍中の松井裕樹選手。若き精鋭が先輩“ダルビッシュ有”から受けたアドバイスとは?※トップ画像出典/Getty Images
期待のメジャー1年目、ダルビッシュ有からの助言を受けて
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パドレスに所属するメジャー1年目の松井裕樹。渡米後1年目がボロボロだったという自身の経験を語る元メジャー選手・長谷川が同選手を取材し、「1年目ですごいアジャスト力」と開口一番称賛した。続いてシーズン中にもかかわらずフォームを変えた理由について尋ねた。
以前は右足を止めて投げていた松井選手。投げる際に右足を1度止めるとボールに強い力を伝えられるが、フォームが崩れるリスクが伴うため諸刃の剣になりかねない。今現在右足を止めずに投げている事に対して「止めていると出ていく時に崩れやすくなる」と答えた。シーズン中に投球フォームを修正を行ったそうだ。
そんな松井に大きな影響を与えたのが同じチームメイトであり、同じく日本からのメジャー移籍投手であるダルビッシュ有だ。
松井はダルビッシュ選手から「悪い球の中にも良い部分、良い球の中にも悪い部分がある」というアドバイスを受けた。「毎日試合が続くので、悪かった試合の良かったところをみる」という理由だそうだ。
さらに松井は、アメリカに渡り日本でのプレーと大きく変えている部分がある。メジャーリーグではデータ上低めのボールに強い選手が多いようで、松井は実戦で日本ではボール判定になる高さにストレートを放っているという。日本とはまるで違うメソッドに最初は体も戸惑ったというが今では慣れてきたと語った。
中継ぎとして登板しながらの修正に、野球解説者の川﨑によると「難しいですよ。勇気が要りますし、崩れたフォームを直したことによって悪かったら一気に悪くなる」とのこと。彼の来シーズンの活躍にも期待したい。
『ABEMAスポーツタイム』#50より
配信日:2024年8月25日(日)22:00~ 毎週日曜日配信
内容: スポーツ界をにぎわせている話題から最新情報まで、番組ならでは視点で取り上げる"スポーツ"が一層面白くなる番組。
※記事内の情報は放送当時の内容を元に編集して配信しています