Little Glee Monster・結海が都市対抗野球開会式で国歌斉唱&始球式「歌で気持ちを伝えられて嬉しい」
12日間にわたって行われた第95回の都市対抗野球は、決勝でJR東日本東北を下した三菱重工Eastの初優勝で幕を下ろした。※トップ画像/筆者撮影 大会初日の先月19日には、東京ドームで開会式が行われ、人気女性ヴォーカルグループのLittle Glee Monsterのメンバー結海さんが始球式と国歌斉唱に登場し、大会に臨む選手たちにエールを送った。今回は始球式を終えた結海さんにインタビューし、セレモニーを振り返っていただいた。筆者撮影
――まずは国歌斉唱と始球式を終えられたご感想を聞かせてください。
東京ドームという大舞台で、歌ったりボールを投げる機会は滅多にないので、すごく楽しみにしてきました。本番は緊張しましたけど、想像していた通り楽しく歌わせていただきました。
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――Little Glee Monsterとしては『名古屋ウィメンズマラソン2023』で国歌斉唱をされている場面を拝見させていただいたことがあります。今回は結海さんおひとりでのセレモニーでしたが、違いを感じられた点はありますか?
『名古屋ウィメンズマラソン』の時はハモリのパートを担当していましたが、今回の都市対抗野球では初めて主旋律を披露させていただくことになりまして。メンバーと一緒に出演させていただいた時とは違った緊張感がありました。
観客がいる中でメインのパートを歌わせていただくのは初めてでしたけど、実は小さい頃からカラオケに行き、国歌を歌って点数を競い合ったこととかもあるんです。だからもしかしたら、今回のセレモニーで少しくらいはその成果を出せたんじゃないかなと思います。
――結海さんは「スポーツ」や「野球」に対してどのようなイメージを持っていますか?
そうですね。野球に限らず、スポーツをやっている方々は皆さん一本の筋が通っているというか……、「曲がったことを嫌う方が多いのかな……?」というイメージがあります。
私の周囲にもスポーツをやっている友人がいますけど、彼らのとても真っすぐな気持ちで自分の好きなものを突き詰めていく姿には心を動かされるところがありましたし、友人としても尊敬できる部分でした。
――都市対抗野球は社会人チームの日本一を決める戦いです。仕事をしながら野球に取り組まれている方も中にはいらっしゃるのですが……。
社会人の方ってよりは、仕事しながら野球されてる方とかも、本当にすごいことですよね。学生の頃は勉強と部活を両立していたこともありますが、社会人の皆さんは、学生の時とは比べものにならないくらいの仕事の責任も抱えながら、スポーツにも打ち込んでいる。
うまく言葉に表すことはできませんが……。自分のポジションに責任を持って頑張っていて、なおかつスポーツも本気で頑張るというのは本当に難しいなと思うので、選手の皆さんを本当に尊敬します。
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――始球式はワンバウンドでの投球でした。自身の投球を振り返っての感想を聞かせてください。
自分としては、20点ぐらいですかね……。
――どのくらい練習をされていましたか?
私は元々あまり球技が得意ではないので、「フォームだけはしっかり固めていこう」と思って、1から練習して始球式に臨みました。自分としては「練習を頑張ったな」と思っています。
――周囲の皆さんからアドバイスはありましたか?
本番の20分くらい前に練習していると、(スタッフさんから)「まっすぐ飛ぶだけですごいよ」と声をかけていただいて。練習で調子のいい時には真ん中のコースに「いけそうだな」というボールを投げられていたんですが……。緊張でバウンドしてしまいましたが、楽しかったです。
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――最後になりますが、読者の皆さんへのメッセージをお願い致します。
私はLittle Glee Monsterというグループの一員として、「歌を届ける」ことに全力を注いでいます。都市対抗野球に出場されている選手の皆さんは、私たちとは違うフィールドではありますが、一つのことを真剣に頑張っているという点は私たちと共通しています。
全力で一つのことに打ち込んでいる皆さんの前で、歌を通して私自身の気持ちを伝えられたことはすごく嬉しかったですし、これからも皆さんのように「目標に向けて頑張っていけたら……」という思いです。