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大谷5号6号ホームラン炸裂し、記録を着々と更新!MLBでの日本人選手の活躍(4/15~17)

大谷翔平の名前をメディアで見ない日はないと言っても過言ではない。17日の試合では今季6号ホームランを放ち、ナ・リーグの本塁打王争いのトップに並んだ。まだ開幕して間もないが、ドジャースの士気はうなぎ登りだ。チームを引っ張っていくスーパープレイヤー・大谷の活躍に目が離せない。そして怪我のため欠場していたシカゴ・カブス鈴木誠也も無事復帰し、活躍する姿をファンに印象付けた。今回も日本人選手が活躍した試合をピックアップして振り返っていく。※トップ画像出典/Pixabay(トップ画像はイメージです)

Icon kinggear iconKING GEAR Editorial Department | 2025/04/22

快進撃!大谷5号ホームラン

2025年4月15日(日本時間)
ロサンゼルス・ドジャース 5-3 コロラド・ロッキーズ (ドジャー・スタジアム)

本拠地ドジャー・スタジアムでロッキーズとの3連戦が始まったドジャース。負け越しのカードが続く中、どうにか勢いに乗りたいところだ。

大谷は、1番・DHでスタメン出場。第1打席の1回裏、掬いあげるようなバッティングでライト方向へヒット、1塁に出塁する。続く3回裏、約158km/hの剛速球を豪快なスイングでジャストミート。この大谷の今季5号となるソロホームランで1点を追加し、ドジャースは試合の主導権を握った。4回裏の第3打席は、ひと伸び足りずライトフライに倒れたものの、続く第4打席、セカンドへのヒットを放ち、今季3度目の1試合3安打を記録した。大谷はこの試合5打席3安打1打点、今季の打撃成績は打率.296、OPS.939となった。大谷は、今シーズン5本塁打、6打点を記録している。試合も、ドジャースがリードを守ったまま5-3で勝利した。

カブス今永5イニングを1失点に抑える好投!

2025年4月16日(日本時間)
シカゴ・カブス 2-1 サンディエゴ・パドレス ※延長10回(ペトコ・パーク)

カブスvsパドレスの3連戦の2戦目が行われた。カブスは先発投手に今永昇太を起用。低めのスプリットなどを駆使し、パドレス打線を翻弄した。3回に1アウト満塁のピンチを迎えるも、パドレスの強打者マチャードから約147km/hの伸びのあるストレートで三振を打ち取った。今永は、この試合93球を投げ、5イニング4被安打、7奪三振、3与四球、1失点(自責点0)という成績だった。

試合は、パドレスが1回に先制するも、6回にカブスのピート・クロウ=アームストロングのスクイズで同点に。緊迫した試合は同チーム一歩も譲らず延長戦にもつれ込んだ。10回表にパドレスの松井裕樹が登板したが、先頭打者のニコ・ホーナーに勝ち越しホームランを許し2-1に。その後パドレスは得点ならず、試合はカブスが勝利を収めた。なお、右手首を痛めているカブスの鈴木は、故障者リストに登録されていないがこの試合も欠場となっている。

ドジャース、ロッキーズをスイープ成功!大谷本塁打も炸裂

2025年4月17日(日本時間)
ロサンゼルス・ドジャース 8-7 コロラド・ロッキーズ (ドジャー・スタジアム)

ドジャースが完全に勢いに乗った。この試合は、2戦2勝と対ロッキーズでの3連勝に王手をかけた一戦だ。同じく勢いに乗り記録を順調に伸ばす大谷は1番・DHで出場。初回に先制点を奪われ、追う1回裏第1打席で大谷は、いきなりライトスタンドに特大弾を撃ち込んだ。大谷の今季6号となる先頭打者アーチで、試合は1-1と同点となった。さらに同イニングの2打席目で、ライトにタイムリーヒットを放ち追加点に貢献。ドジャースは1回に一挙7点を獲得と、ビッグイニングとなった。この試合で大谷は、5打数2安打2打点と尽力。今季の打撃成績は打率.288、OPS.930となり、ナ・リーグの本塁打王争いではトップに並んだ。

チームも8-7と追撃を振り切り、ドジャースがロッキーズ戦を3連勝とスイープを成功させた。ロッキーズ戦が終わり、移動日を挟んでレンジャーズ戦が待ち構えているドジャース。これからの大谷の記録更新、そして佐々木朗希や山本由伸の活躍が期待される。

カブス鈴木復帰戦!センターへのヒットを放つ

2025年4月17日(日本時間)
サンディエゴ・パドレス 4-2 シカゴ・カブス (ペトコ・パーク)

パドレスの本拠地ペトコ・パークで行われたパドレスvsカブスの3連戦の最終戦。4月13日(日本時間)のドジャース戦に発覚した右手首痛で欠場していたカブスの鈴木が試合復帰。4試合ぶりに3番・DHでスタメン出場した。鈴木は初回早々に、復活をアピールするようなスイングでセンターにヒットを放った。その後は、3回表はサードゴロ併殺打、6回表はセカンドフライ、9回表はセンターライナーと、惜しくも安打や得点に繋がらなかった。鈴木の復帰戦の成績は4打数1安打に終わったが、必ず打つという気迫に溢れた打撃だった。試合は4-2と、パドレスの勝利に終わった。

*The information in the article is current at the time of publication.