Fierce battles every day! The Central League is evenly matched, while the Pacific League is showing its differences [Featured games]
引き分けの試合もあり、実力が拮抗している印象のセ・リーグ、早くも上位と下位の差ができていたパ・リーグ、果たしてこの先どのような展開になっていくのか。注目の試合「中日対広島」「楽天対日ハム」を振り返っていく。※トップ画像出典/Pixabay(トップ画像はイメージです)
中日対広島は3戦とも接戦で、緊迫した試合に
4/8
DeNA 3 - 3 巨人
中日 1 - 1 広島
阪神 0 - 1 ヤクルト
勝 高橋奎二(1勝1敗) S 石山泰稚(0勝0敗2S)
敗 才木浩人(0勝2敗)
4/9
DeNA 3 - 6 巨人
勝 山﨑伊織(2勝0敗) S マルティネス(1勝0敗4S)
敗 大貫晋一(0勝1敗)
中日 3 - 1 広島
勝 勝野昌慶(1勝0敗) S 松山晋也(0勝0敗4S)
敗 ハーン(0勝1敗)
阪神 3 - 5 ヤクルト
勝 石川雅規(1勝0敗) S 石山(0勝0敗3S)
敗 工藤泰成(0勝1敗)
4/10
中日 1 - 2 広島
勝 栗林良吏(1勝0敗) S 塹江敦哉(0勝1敗1S)
敗 藤嶋健人(0勝1敗)
阪神 降雨のためノーゲーム ヤクルト
今回ピックアップするのは、中日対広島の対戦。両チームとも連勝して混沌のセ・リーグで1歩抜け出したいところ。初戦の先発は、中日のマラーと広島のドミンゲス。両チームとも新加入の外国人投手の投げ合いとなる。序盤3回まで0対0で試合が進む。先手を取ったのは中日、4回裏3つのフォアボールで1アウト満塁、細川成也のショートゴロの間に1点先制。広島の反撃は7回ヒットと送りバントで3塁まで進むと末包昇大のピッチャーへのヒットで同点に追いつく。その後両チームとも小刻みな継投で延長戦へ突入。12回裏2アウト1・2塁とサヨナラのチャンスに代打・上林誠知は空振り三振となり、緊迫した試合は引き分けに終わった。
第2戦、中日は柳裕也、広島は大瀬良大地の先発。試合が動いたのは2回裏、5番細川の2ベースヒットでチャンスになると、7番・村松開人がセンター前へタイムリーヒットを打ち、前日同様に中日が先制。その後は両投手とも凡退の山を築き、中日リードのまま7回まで進む。8回表、柳から勝野への継投。先頭バッターの矢野雅哉をフォアボールで歩かせると、続く小園海斗にレフト線へ2ベースヒットを打たれ、ノーアウト2・3塁のピンチになる。次のバッター末松はボテボテのファーストゴロ。ファーストでアウトをとる間に3塁ランナーが帰還して同点に追いつき、7回117球の力投を見せた柳の勝ちが消えてしまう。その裏、中日打線は広島3番手のハーンを攻め立てる。木下拓哉、カリステがヒットとフォアボールで2アウト2・3塁のチャンス。代打のブライト健太は右中間フェンス直撃の2ベースヒットを放ち、勝ち越しに成功。9回抑えの松山は1アウト1・3塁のピンチになるがどうにか抑え4セーブ目、中日が勝利を収めた。
第3戦、序盤は息詰まる投手戦。中日の大野雄大と広島の玉村昇悟はランナーを出しても、3塁を踏ませないピッチングで5回まで進む。先手はこの日も中日、2アウト1・3塁で8番の石伊雄太がレフト前へタイムリーヒットを放ち1点先制。7回表2番手でマウンドに上がった清水達也だが、2安打を浴び1アウト1・3塁のピンチになると、菊池涼介のサードゴロの間に1点を取られ、3試合続けて同点に追いつかれる。延長に入って11回表、中日6番手の藤嶋がつかまる。先頭の石原貴規にヒットを打たれると送りバントで2塁へ、代打の野間峻祥にライトオーバーの2ベースヒットを打たれ、勝ち越され敗戦となり対戦成績を1勝1敗1分けとした。
前節勝ち越しの楽天と3連敗の日ハム、勝負強さで存在感アピール
4/8
楽天 2 - 5 日本ハム
勝 伊藤大海(1勝1敗)
敗 則本昂大(1勝1敗2S)
西武 3 - 7 ロッテ
勝 種市篤暉(1勝0敗)
敗 佐藤隼輔(0勝1敗)
オリックス 2 - 5 ソフトバンク
勝 モイネロ(2勝0敗) S オスナ(0勝0敗1S)
敗 椋木蓮(0勝1敗)
4/9
楽天 2 - 8 日本ハム
勝 加藤貴之(1勝0敗)
敗 辛島航(0勝2敗)
西武 2 - 0 ロッテ
勝 菅井信也(1勝0敗) S 平良海馬(0勝0敗1S)
敗 西野勇士(0勝1敗)
オリックス 9 - 10 ソフトバンク
勝 津森宥紀(1勝0敗)
敗 平野佳寿(0勝1敗)
4/10
楽天 0 - 10 日本ハム
勝 北山亘基(2勝0敗)
敗 岸孝之(1勝1敗)
オリックス 1 - 1 ソフトバンク
初戦、楽天の先発は藤井聖、日ハムは伊藤。藤井は今年初先発となる。先手を取ったのは楽天、2回裏小郷裕哉にライト前ヒットを打たれ、続く浅村栄斗に投じた2球目、真ん中に甘く入った変化球をジャストミートされ、左中間スタンドへ第1号2ランホームランを打たれる。日ハムの反撃は4回表、野村佑希がフォアボールで出塁してこの日6番に入っていた万波中正が甘く入った変化球をうまくすくいあげ、第2号の2ランホームランをレフトスタンドへ叩き込み同点とする。試合を決したのは9回表、楽天の抑え則本昂大を日ハム打線が攻めたて、2アウトランナー1・2塁とすると、2番清宮幸太郎がアウトコースのボールを逆らわず左中間へ、タイムリー2ベースヒットを放ち2点が入る。その後レイエスにもタイムリーが出て5対3で初戦を日ハムが制した。先発の伊藤は完投で今季1勝目をあげた。
第2戦目、楽天の辛島と日ハムの加藤の先発でプレイボール。2回表、5番万波に真ん中付近のボールをジャストミートされ2試合連続の先制ソロホームランを打たれる。しかし楽天はその裏満塁のチャンスを作り、太田光のセンター犠牲フライですぐに追いつく。再び試合が動いたのは5回表日ハムの攻撃。吉田賢吾と郡司裕也のヒット、レイエスと清宮のタイムリーでこの回3点を取り、勝ち越しに成功。7回には水野達稀のタイムリーとレイエスのこの日2本目となるタイムリーで4点を追加した日ハムが楽天の反撃を1点に抑え、8対2で勝利し、2連勝となった。
第3戦は一方的な試合展開となる。楽天の岸、日ハムの北山の両先発で始まったが、初回から点が入る。1アウト1・3塁から野村、田宮裕涼に連続タイムリーが出て2点先制。続く2回には満塁からレイエスがタイムリーを放って1点追加。3回には水野が第1号となる3ランホームラン、4回には万波の2点タイムリーと序盤で8点を大量リードで日ハム主導権で試合が進む。7回と8回にも追加点を取った日ハムが、16安打10得点をあげ、投手陣も4人の継投で楽天打線を3安打無得点に抑える完璧な試合運びで勝利した。日ハムは敵地で3連勝、このまま勢いに乗っていくのか。楽しみな試合が続く。
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