[J1 League Soccer Edition] "3rd place: Shinji Ono, 2nd place: Masashi Nakayama, who's number 1?" Ranking of the oldest players to appear in the J1 League
1993年の発足以来、実に30年以上の歴史の中で、Jリーグからは多くの有名選手を輩出してきた。海外で活躍する選手も増え、日本代表のレベルも年々向上している。そんなJリーグの中で、長く活躍した選手が誰なのか気になるところ。J1に出場した選手を年齢が高い順に、5位から順に見ていきたい。※トップ画像出典/Getty Images
【第5位】遠藤保仁:42歳9か月8日
第5位は、42歳9か月8日で京都サンガF.C.戦に出場した遠藤保仁だ。1998年横浜フリューゲルスに加入した遠藤は、開幕戦でいきなりプロデビューを果たす。その後、1999年に京都パープルサンガ(現・京都サンガF.C.)を経て、2001年にガンバ大阪に移籍。ガンバ大阪では、中盤の攻撃の起点となる司令塔として活躍し、多くのタイトル獲得に貢献した。2005年、2014年にJ1リーグで優勝し、2008年にはAFCチャンピオンズリーグを制覇。天皇杯では4度の優勝を果たしている。また個人としては、2014年にJリーグ最優秀選手賞を受賞。Jリーグベストイレブンには、12回選出されている。
現役の最後はジュビロ磐田に所属し、2021年のJ1昇格時には、チームの大黒柱として貢献した。しかし1年でJ2に降格してしまったため、2022年11月5日に先発として出場した京都戦が、遠藤にとって最後のJ1出場となった。2023年に再度J1昇格を決め、そのシーズンを最後に現役引退した。
【第4位】中村俊輔:43歳5か月10日
第4位は、43歳5か月10日で北海道コンサドーレ札幌戦に出場した中村俊輔がランクイン。1997年に横浜F・マリノスに加入し、第2節でプロデビューを果たす。左足から放たれる大きく弧を描くフリーキックを武器に、チームの中心選手として活躍した。2000年にはJリーグMVPを受賞し、2002年にイタリアのレッジーナ、そして2005年にはスコティッシュ・プレミアリーグの強豪セルティックに移籍した。セルティックでは3度のリーグ優勝に貢献し、2007年にはMVPを受賞、その後2009年にエスパニョールに移籍、2010年には横浜FMに復帰した。古巣でも攻撃の起点となりチームを牽引した中村は、2013年にJリーグのMVPを受賞。その後は2017年にジュビロ磐田、2019年からは横浜FCに移籍し、2022年シーズンを最後に、現役を引退。横浜FCは2021年に降格が決まったため、2021年12月04日の札幌戦で後半88分に出場したのが、J1でのラストマッチとなった。
【第3位】小野伸二:44歳2か月6日
第3位は、44歳2か月6日で浦和レッズ戦に出場した小野伸二だ。1998年に浦和レッズに加入し、デビュー2試合目の横浜フリューゲルス戦でプロ初ゴールを獲得。その年の新人王とベストイレブンを受賞した。「天才」と呼ばれた小野は、柔らかなトラップと正確なキックで中心選手として活躍。2001年からはオランダの強豪、フェイエノールトに移籍し、翌年の欧州主要タイトルであるUEFAカップの優勝に貢献した。
数々のケガに悩まされたが、2006年には浦和に復帰。その後は2008年にドイツのボーフム、2010年に清水エスパルス、2012年にオーストラリアのウェスタン・シドニー・ワンダラーズFCなどに所属した。そして、2023年9月に現役引退を発表した小野が当時所属していたのは、J1の北海道コンサドーレ札幌。同年12月3日の浦和レッズ戦に先発出場し、現役を引退した。
【第2位】中山雅史:45歳2か月1日
第2位にランクインしたのは、45歳2か月1日で横浜FM戦に出場した中山雅史だ。中山は、1990年にヤマハ発動機(現ジュビロ磐田)に加入。2009年シーズンまで磐田でプレーし、J1では1997年、1999年、2002年の3度優勝、また天皇杯は2003年に優勝を果たした。チームの主力だった中山は、1998年と2000年にJリーグ得点王に輝き、1998年にはJリーグのMVPを受賞。ベストイレブンにも4度選ばれている。2010年からは札幌に移籍。ケガの影響で思うような活躍はできなかったが、2012年11月24日には試合終了直前に交代出場を果たし、当時のJ1最年長出場記録を更新した。2021年から磐田のコーチに就任したことにより、事実上の現役引退となった。
【第1位】三浦知良:54歳と12日
第1位に輝いたのは、日本サッカー界のレジェンド三浦知良。54歳と12日で浦和戦に出場した。高校時代の1986年から1990年に単身ブラジルに渡りプレー。そこから1990年に読売サッカークラブ(ヴェルディ川崎・現東京ヴェルディ)に加入した。エースとしてチームを牽引した三浦は、1993年にはJリーグ優勝を果たし、さらに初代MVPに輝く。その後、1994年にはイタリアのセリアAジェノアCFCにレンタル移籍を果たす。1995年からはV川崎に復帰し、翌年には得点王に輝き大活躍した。ベストイレブンにも選ばれ、チームには欠かせない存在となった。その後は、クロアチアのクロアチア・ザグレブ、京都パープルサンガ(現京都サンガF.C.)、ヴィッセル神戸、横浜FC、オーストラリアのシドニーFCなどに所属後、横浜FCに復帰。2021年3月10日の浦和戦に、後半アディショナルタイム3分から出場し、J1最年長出場記録を樹立した。三浦は現在も、JFLアトレチコ鈴鹿で現役選手としてプレーしている。
J1最年長出場記録ベスト5の全選手が、国内リーグだけでなく、海外リーグや日本代表としても活躍したレジェンドだった。いずれも現役引退後は、それぞれ指導者やクラブチームのアンバサダーとして未来の日本サッカー界のために活動している。そのなかでも三浦は、現在も現役を続行し、多くの選手の憧れの存在として君臨している。それぞれの形で活躍中のレジェンドたちの、今後を見守っていきたい。
※記事内の情報は配信時点での情報です
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