小栗旬×中嶋常幸×青木瀬令奈が語る!ゴルフの魅力とU-NEXTがもたらす新時代とは
プロゴルファーの中嶋常幸、青木瀬令奈、そして俳優の小栗旬が、都内で開催された『U-NEXT GOLF 2025 – 新ラインナップ発表イベント』に登壇。ゴルフの魅力や自身のプレースタイル、そして動画配信サービス『U-NEXT』がもたらすゴルフ界の未来について熱く語った。小栗は、自身のゴルフ愛を語るとともに、バンカーショットのシミュレーションにも挑戦。中嶋からの指導を受けながら、青木とともに実践的なセッションを行った。一方、『U-NEXT GOLF 2025』では、海外メジャー4大会や国内女子ツアーの独占配信が発表され、ゴルフファンにとって画期的なニュースとなった。 イベントの詳細や、小栗・中嶋・青木によるゴルフトーク、そして新たなゴルフ視聴体験の可能性について迫る。※トップ画像撮影/松川李香(ヒゲ企画)
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小栗旬、ゴルフの奥深さを語る──「人生と似ている」
俳優の小栗旬が18日、都内で開催された『U-NEXT GOLF 2025 – 新ラインナップ発表イベント』に登壇。ゴルフの魅力や自身のプレーについて語った。
小栗はゴルフ歴10年弱。コロナ禍をきっかけに本格的に取り組み、現在のベストスコアは80台前半だという。しかし、本人曰く「パターがものすごく下手くそ」とのことで、「タッチが全然合わないんです。パターが上達すれば、もう少しスコアも良くなるのにね、って日々言われています」と苦笑いを浮かべた。
そんな小栗がゴルフにハマる理由は、その奥深さにある。
「思い通りにいかないことの連続。それが、どんどんゴルフ沼にはまっていく瞬間なんじゃないかなと思います」としみじみ。「人生も大変なことが多いですが、ゴルフは本当に毎回うまくいかない。いいときもあれば悪いときもある、その繰り返しが人生に似ているなと思いながら、18ホールを回っています」と語った。
プロゴルファーも小栗のゴルフ愛に共感
この日はプロゴルファーの中嶋常幸、青木瀬令奈も登壇。
小栗の言葉を聞いた中嶋は、「プロゴルファーになりたいくらい、ゴルフが好きらしいね」とコメントし、「これからも苦しいことがたくさん待っているけど、逃げないで続けてほしい」とエールを送った。
青木も「芸能人の方がゴルフにハマっていると聞くとうれしくなりますし、親近感が湧きます」と笑顔で語り、小栗のゴルフ愛に共感を寄せた。
U-NEXTがゴルフ配信の新時代を切り開く
イベントでは、海外男子メジャー全4大会と国内女子ツアーの独占配信が発表された。月額2,189円(税込)で、国内外の主要ツアーが見放題となる。単一プラットフォームによる全試合配信は史上初となる。他にも、これまでも配信してきた日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が統括する国内女子ツアー『JLPGAツアー』を2025年シーズンより独占配信することも決定した。
プロゴルファーの中嶋常幸は、「いままでは地上波でしか見られなかったが、U-NEXTのおかげでさまざまな試合を視聴できるようになる。選手にとっても励みになり、ゴルフ界のさらなる発展につながるだろう」と期待を寄せた。
青木は、自身が出場するJLPGAツアーが国内だけでなく世界へ配信されることについて、その影響力を実感しているという。
「昨年出場した台湾ツアーでも、『配信を楽しみにしている』と言ってくれる現地の方がいて、とても嬉しかったです。世界中にファンがいると感じられるのは、本当にありがたい環境だなと思います。」
動画配信サービスの進化により、選手とファンの距離がますます縮まっていることを実感していた。
伝説の「トミーズバンカー」に小栗&青木が挑戦!
イベントでは、会場に設置されたスクリーンに向かってボールを打ち、ショットを計測するシミュレーターを使用。モデルとなったのは、1978年の全英オープンでの中嶋の伝説的プレーだ。
スクリーンに当時の映像が映し出されると、中嶋は「これ、反対側にギャラリーが300人くらいいたんですよ。打った瞬間、拍手が湧きましたね」と懐かしそうに回想。MCから「このプレーが『トミーズバンカー』の由来になりました」と紹介されると、会場も盛り上がった。
そんな名場面を再現すべく、まずは青木瀬令奈が挑戦。見事なスイングでスクリーン上部にボールを当て、グリーン手前にピタリと落とす完璧なショットを披露。中嶋も「さすが瀬令奈ちゃん」と称賛した。
Photography: Rika Matsukawa (Hige Kikaku)
続いて、小栗旬が挑戦。中嶋は「グリップもいいし、うまい」と評価しつつも、「ただ、出ないね」と指摘。細かいフォームの修正指導を受けながら再挑戦したものの、ボールは高く上がるばかりで、シミュレーターに反映されず。それでも中嶋は「この高さなら、実際のバンカーなら出ている!」と合格点を出した。
中嶋の苦い思い出と笑いを誘う釈明
このバンカーショットに苦戦した経験を持つ中嶋は、「僕は当時、4回打って9を叩きました。その後、ホテルに帰ってベッドを蹴り倒しましたよ」と苦笑。「でも、この2人の技術があれば、一発で出せたのになあ」と感心した様子を見せた。
さらに、「ちょっと、それ(クラブ)何度?」と青木の使用クラブを確認し、「58度です」と聞くと、「あのとき僕が使っていたのは57度だったんだよな…。58度があれば、僕も1発で出てたはずだ!」と釈明し、会場の笑いを誘った。
ゴルフの未来へ、新たな一歩
Photography: Rika Matsukawa (Hige Kikaku)
『U-NEXT GOLF 2025』の発表イベントは、ゴルフの新たな可能性を示す場となった。
小栗旬が語ったゴルフの奥深さ、中嶋常幸の貴重なエピソード、そして青木瀬令奈が感じた世界とのつながり――それぞれの言葉が、ゴルフの持つ魅力と、これからの広がりを物語っていた。
動画配信サービスの進化により、ゴルフはこれまで以上に多くの人に届き、選手たちの挑戦が世界中のファンとつながっていく。これまでの「見るゴルフ」から、「体験するゴルフ」へ。
新たな視聴環境のもと、ゴルフの楽しみ方はさらに広がり、より多くの人がその魅力に触れることになるだろう。
プレーヤーも、ファンも、ゴルフの新時代へ──。