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開始2分で日本が先制!FIFAワールドカップ2次予選、北朝鮮との接戦に打ち勝ち3戦連続クリーンシート達成

サッカー日本代表が戦うFIFAワールドカップ26アジア2次予選 兼 AFCアジアカップ2027予選。日本は第1節のミャンマー戦、第2節のシリア戦のいずれも5得点無失点、そして第3節の北朝鮮戦では1得点無失点と快進撃を展開した。今回は北朝鮮戦をピックアップし、サムライたちの奮闘ぶりを振り返った。※トップ画像提供/Getty Images

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国立競技場で難敵北朝鮮と対戦

2024年3月21日、日本は国立競技場で北朝鮮と対戦。前年11月に行われた第1、2節でいずれも快勝だった日本だが、この日は北朝鮮を相手に難しい試合展開になることが予想された。また、久しぶりに長友佑都と小川航基がメンバー入り。招集されたのは長友が2022年以来、小川は2019年以来となる。そんな話題性の高い一戦に、SNSでは試合前からファンが盛り上がりを見せていた。チケットは早い段階で完売。当日会場には5万人以上の観客が訪れ、熱気に包まれる中、試合が始まった。

開始早々に田中が先制点!

システムは4-2-3-1を採用。スターティングメンバーはGKに鈴木彩艶、4バックに菅原由勢と板倉滉、町田浩樹、伊藤洋輝、2ボランチに守田英正と田中碧、2列目に堂安律と南野拓実、前田大然そして1トップに上田綺世を配置した。

開始早々に日本が先制。前半わずか2分で田中がゴールネットを揺らす。田中が左サイドから上げたクロスをファーサイドの堂安がヘディングで折り返し。南野がシュートを打つも相手に当たってディフレクション。そのこぼれ球を堂安がマイナス方向へ再度折り返すと、そこに走り込んできた田中が右足一閃。2次予選3連勝に向け、幸先よい先手を取った。

北朝鮮のキックオフにより試合再開。その直後に前田がボールを奪い、そのままペナルティーエリア左からシュート。しかし枠の右へ外れてしまう。その後も守田や堂安、町田、伊藤らが次々とゴールを狙うが得点にならず。アディショナルタイム1分もそのまま消化し、1点リードで前半が終了した。

北朝鮮の圧力に苦しむも3戦連続完封達成

前半と同じメンバーのまま、日本ボールで後半キックオフ。後半2分、北朝鮮のペク・チョンソンがシュートを決めるが、その前のプレーがファール判定だったため、ノーゴール。相手選手たちが詰め寄って猛抗議するも、主審は判定を覆さなかった。後半6分、伊藤からのスルーパスを前田がペナルティーエリアに折り返す。そこに走り込んだ上田がスライディングで合わせるが、ボールは枠の上に大きく外れた。なかなか追加点のチャンスがないまま、しばらく北朝鮮ペースの時間が続いてしまう。

後半13分に最初の交代カードを使い、守田に代わって遠藤航を投入。悪い流れを変えたい日本だが、伊藤にイエローカードが出される。さらに後半29分に2回目のメンバー交代。堂安と南野、菅原が下がり、谷口彰悟と浅野拓磨、橋岡大樹が入った。後半35分、左サイドから中央に持ち込んだ伊藤がスルーパスを供給。上田が左足でシュートを放つがGKに阻まれる。そして後半36分に5枚目の交代カードが切られ、上田に代わって小川が最前線にイン。アディショナルタイムに板倉がシュートを放つも、枠の左へ外れてしまった。

試合は1-0で終了。日本は追加点を掴めず1点を守り抜くかたちになった。しかし、攻撃時のリスク管理といった修正すべき課題を確認できたのはプラスだろう。3次予選進出と同時にAFCアジアカップサウジアラビア2027の出場権も獲得する今回の予選。どんな試合であれ、勝ち点3を積み上げたのは大きい。3戦連続クリーンシートを達成した日本は、2次予選無失点のまま第4節に向かった。

『日本 vs 北朝鮮 試合ハイライト』FIFA ワールドカップ26アジア2次予選 兼 AFCアジアカップ2027予選より
配信日:2024年3月21日

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