
"I want to show strong Japanese soccer" - Japan national team player Hidemasa Morita's tireless challenge in Portugal
ポルトガルの名門スポルティングCPに所属する、サッカー日本代表MF守田英正。リーグ優勝に貢献し現地のファンからも愛される守田選手のポルトガルでの挑戦に密着。さらに、ポルトガルでの生活や、支えてくれる家族の存在についても語っている。守田選手が欧州での経験から感じた日本代表チームの課題とは?※トップ画像出典/NurPhoto via Getty Images

日本とポルトガルでの生活やサッカー文化の違い
今シーズン、ポルトガルのプリメイラ・リーガ、スポルティングCPに所属する守田英正。シーズン終盤の4月、スポルティングCP本拠地・リスボンで、守田はどのような生活を送っているのだろうか。ポルトガルでの生活は慣れたかと尋ねると「もう3年目なので、だいぶ慣れました。住みやすいし、人もあたたかい。食べ物もおいしいですし、いい街だなと思います」と答えた。
日本とポルトガルのサッカー文化で違うところは、「やっぱりサポーターの熱さ」だという。「優勝が近づいてきているので、サポーターも気持ちが入ってより一層楽しんでいる」。発煙筒の煙が立ち込めるなか、選手の乗ったバスがスタジアム入り、試合開始前からの盛大なチャントに、サポーターの熱狂ぶりがうかがえた。
現地のサポーターは、守田について「守備も攻撃もよくこなす、総合的ミッドフィルダー。チームへの貢献度も高い」「あきらめずボールを追い、戦い続ける姿勢が良い。素晴らしい選手だ」と称賛を送っている。
大きな影響を受けた恩師との出会い
国内リーグで20回もの優勝を誇るスポルティングCPは、かつてクリスティアーノ・ロナウドも所属した名門。
そんなトップクラブで中盤の要として活躍する守田に、大きな影響を与えた人物がいる。「人として魅力的」と守田が語るその人は、スポルティングCPで指揮を執るルベン・アモリム監督。「戦うオプションをたくさん持っていて、シチュエーションに応じて戦術を変える。要求もすごく細かい。情熱的で人を奮い立たせる“モチベーター”としても優秀で、良い監督に出会えた」という。
状況判断力と足元のテクニックを武器に、2022‐23シーズンにはヨーロッパチャンピオンズリーグに出場。アシストを記録するなど世界最高峰の舞台で結果を残しながらも、「考えすぎて張りつめたなかでプレーすることも多い」のだそう。そんなときでも、アモリム監督は「サッカーを楽しんで。ボールを持っているときは、チームで1番素晴らしい」と自信を与えてくれる存在だという。
順調に見えるサッカー人生、海外移籍のオファーは1チームのみだった
日本代表で不動のボランチとして活躍している守田は、大学卒業後、川崎フロンターレでプロデビュー。
1年目で日本代表に初招集。2021年には初の海外移籍でポルトガルへ渡り、CDサンタ・クララへ移籍。順調にステップアップしているように見えるサッカー人生だが、海外移籍のオファーは1チームしかなく、減俸で移籍したのだと言う。しかし、自分自身の選手としての価値を分かっているからこそ、すぐにステップアップできると前向きに受け入れた。
その言葉通り、サンタ・クララでは移籍直後から中心選手として活躍。わずか1年で名門スポルティングCPへの移籍が決まった。サンタ・クララでの経験は、感謝しかないと語る。
守田には、学生時代から変わらないサッカー観がある。「サッカーは相手ありきのスポーツなので、相手との駆け引きがうまくできないと上では通用しない」。ボールを操る技術よりも、“相手を動かせる力”が大事なのだと強調した。
海外生活を支える大切な家族の存在
ポルトガル挑戦3年目で、リーグ制覇に貢献。リスボン市内で行われた優勝パレードでは、サポーターから“守田コール”が巻き起こるほど現地サポーターから愛されるまでになった。そんな守田を支えているのが家族の存在だ。
2020年に結婚し、2022年に長女が誕生。第一印象は苦手なタイプだったと話す、妻のれいなさんは、何度か会ううちに守田の人柄に惹かれていったのだと言う。そして、娘を溺愛しているという知られざるパパとしての素顔も教えてくれた。
海外生活で強く支えてくれるれいなさんに感謝していると話す守田選手。家族の存在は「自分の全て」だと語る。ポルトガルでの挑戦のなかで、家族の存在はとても大きいようだ。
欧州に渡って感じた日本代表の課題とは
史上最強との呼び声も高い現在の日本代表だが、アジアカップでは準々決勝で敗退。このとき守田はあることを痛感したという。「日本チームのことを分析し、対策してくる相手チームに対して、どう守りきるのか」。
今の日本代表はさまざまな国でプレーしている選手が多く、その分サッカースタイルも多様性を帯びている。だからこそ選手、スタッフ全員が徹底して同じ方向を向いて戦うことが重要になる。
さらにもうひとつ、守田が感じている課題は「日本選手のメンタリティー」だ。「ヨーロッパに来て思うのは、日本人はもっと“勝ち切りたい”という情熱や感情を表に出していかないといけないということ」と主張する。
自身2度目のワールドカップにかける強い思い
2年後のワールドカップを31歳で迎える守田。まずはアジア予選をしっかりと勝ち抜くこと、そして本大会で目指すのは、世界一だ。日本代表としての誇り・責任を背負い応援してくれるサポーターと喜びを分かち合いたいと言い、最後には「自分たちのプレーを見て、子供たちが“サッカー選手になりたい”“日本代表になりたい”と憧れをもってくれたらうれしい。強い日本代表を見せたい」と、力強い決意を語った。守田の飽くなき挑戦はまだまだ続く。
『守田英正 ポルトガル挑戦に密着』(2024年6月5日(水)~)より
*The information in this article has been edited and distributed based on the content at the time of broadcast.

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