
A message of thanks to everyone who supported his soccer career: Retirement ceremony for Kengo Nakamura, a player who has played for Frontale ever since [Part 2]
2020年12月21日に行われた、中村憲剛選手の引退セレモニー。会場である等々力競技場にはコロナ禍にも関わらず、1万2千人あまりのサポーター、そして川崎フロンターレのOBも駆け付けた。川崎フロンターレ一筋、40歳で引退を表明した中村選手のセレモニーの様子を前後編で振り返る。後編は、家族からのメッセージ、中村選手のために作られた楽曲、そして中村選手のスピーチをまとめた。すべての応援してくれた人たちへ、最後に中村選手が贈った言葉とは。※トップ画像出典/Getty Images

一番の仲間でありサポーター、長男・龍剛くんからヒーローへの手紙
中村選手を最も近くで支え続けてきた存在。それはまぎれもなく家族だった。壇上で長男の龍剛くんは、サポーター代表として父である中村選手への手紙を読んだ。今シーズンで引退すると聞いたとき、引退はまだ先だと思っていたために「夢か現実かわからないくらい驚いて涙が溢れました」という龍剛くん。「優勝もして、MVPも獲って、ギネス世界記録(最高齢でJリーグアウォーズMVP受賞)も獲った。中村憲剛選手の18年間のサッカー人生は出来過ぎでした」と読み上げると、中村選手も思わず顔がほころぶ。「どんなときも前に立って引っ張ってくれて、僕たちを楽しませてくれたこと、諦めずに頑張ってくれたから優勝もできて、僕たちの憧れの存在になってくれたことには、感謝の気持ちしかありません。悲しいときも悔しいときも共に乗り越えてきた仲間・家族として“ありがとう”と伝えたいです。引退おめでとう。そして、ありがとう」“物事はいつか終わりがくるからこそ美しい”と語る龍剛くんの素晴らしい手紙に、会場全体があたたかい空気に包まれる。長女・桂奈ちゃん、次女・里衣那ちゃん、妻・加奈子さんから花束を受け取り、中村選手にも満面の笑みがこぼれた。

これまでのサッカー人生を振り返り、あふれてきたのは感謝の気持ちだった
中村選手と親交のあるアーティスト、スキマスイッチの常田真太郎さんとSHISHAMOからは、中村選手のために作った楽曲「天才の種」が贈られた。スタジアムが暗転し、オーロラビジョンに映像が映し出され曲が流れ始める。中村選手の歩んできた道のりに寄り添う歌詞、そして映像にはプレイヤーとしての成長と記録が、美しいメロディーとともに刻み込まれていた。
映像を観終わった中村選手から「みんながありがとうと言ってくれたけれど、ありがとうを言いたいのは僕の方です」と選手として最後のメッセージが伝えられた。また、川崎フロンターレが自分を受け入れここまで大きくしてくれたことには感謝しかないと話し、「これまで以上に愛されるクラブになってくれることを心から願っています」と、18年間在籍した川崎フロンターレへの思いも述べた。
そしてサッカー選手を目指す子どもたちへのメッセージも贈られた。「僕は高校生のときも体が小さくて今でも華奢だけど、40歳までプレーできた。伝えたいのは、体の小ささや身体能力の低さはハンデではないということ。自分のキャリアがそう言っている。自らの可能性にフタをしてほしくないし、指導者の方も、小さいから、足が遅いから使わないという目線で見ないでほしいと願っています」と、自身の経験から語る。「大切なのは自分にベクトルを向けること。一日一日頑張れば、必ず道は開けます。そして周りも助けてくれます。今悩んでいる子どもたちも、明日からまた新しい気持ちでボールを蹴ってほしい」と、未来の選手たちへエールを贈った。セレモニー最後の登壇は、川崎市の子どもたち。手作りのシャーレを中村選手に贈呈した。
「また会いましょう!」クラブを支えるサポーターへ贈った言葉

セレモニーはいよいよフィナーレへ。チームメイトから胴上げされた後、中村選手は神輿に乗ってサポーターのもとへ向かう。担ぎ手はアメリカンフットボールチーム・富士通フロンティアーズの選手たちと鄭大世選手だ。
Gゾーン前に到着すると親友である伊藤宏樹さんから花束を受け取り、拡声器を持ちサポーターへ最後の挨拶をする。「皆さん、今日は本当にありがとうございました。勝ったときにここで拡声器を使って話すことがなによりも楽しみだった。この空間で喜びを分かち合える瞬間がとても好きだった。皆さん、一人ひとりのサポートが川崎フロンターレを強くします。これからも日本一を何回も取れるようなクラブになれるよう、サポートをよろしくお願いします。さよならは言いません。また会いましょう!」中村選手の言葉に、サポーターから大きなケンゴチャントが鳴り響く。引退セレモニーは「川崎フロンターレ、最高です!」という言葉で締めくくられた。18年間地域に密着し、たくさんの人から愛された背番号14番。“中村憲剛”らしい、あたたかく優しいセレモニーだった。
DAZN『【12.14引退試合】中村憲剛引退セレモニー (特別再配信)』より
*The information in this article has been edited and distributed based on the content at the time of broadcast.

The crowd erupted in excitement at the spectacular play! The player who showed brilliant teamwork with Nakamura Kengo in Nakamura's retirement match

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