横浜DeNAベイスターズ・ドラフト2位/【篠木健太郎(しのぎけんたろう)】法政大学
横浜DeNAベイスターズは、法政大学の篠木健太郎投手をドラフト2位で指名した。※イラスト/vaguely
profile
name:篠木健太郎(しのぎ・けんたろう)
position:pitcher
Pitching/batting:右投左打
Birthplace:群馬県
date of birth:2002年5月7日
Biography:明和西小(明和ジュニアヒーローズ)ー明和中(館林ボーイズ)ー木更津総合高ー法政大
Characteristics as a player
篠木健太郎投手はMAX157kmのストレートと切れ味鋭い縦のスライダーを持ち味とする投手で、それ以外にも140 km台のカットボールとフォーク、130キロ台の縦スライダー、110 kmのカーブといった多彩な変化球を持ち併せた総合力の高い投球を持ち味としている。
大学4年時には50m5秒8の俊足に加えて、持ち前の打撃力を活かして、7番で起用されることも多く、東京大学戦(2024年10月14日)では、自身のバットで勝利を手繰り寄せた。
Baseball career
群馬県明和町で生まれた篠木は、明和西小の3年から軟式チームで野球を始め、明和中時代は硬式野球チームの館林ボーイズでプレーした。
Illustration by vaguely
University era
千葉県の木更津総合高校に入学すると、1年生の夏大会からベンチ入りを果たし、東千葉大会では5試合に登板し5回を投げ無失点、12奪三振の好投を見せた。その後、甲子園に駒を進めたチームの一員として、3回戦で初登板を果たしたものの、2回を投げ2失点。ほろ苦い全国デビューとなった。
2年時は春・夏ともに甲子園出場を成し遂げられなかったが、3年時は新型コロナウイルスの影響では春季大会が中止。夏の千葉大会で優勝を果たしたものの、夏の甲子園が中止になった影響により、大会出場はならなかった。
College days
高校時代から速球派投手として注目を集めていた篠木は、法政大学に進学。
1年秋のリーグ戦で初のマウンドを踏むと、2年春からはエースに成長しハーレムベースボールウィークで侍ジャパン(大学日本代表)の一員としてプレー。2試合を投げ無失点の活躍を見せた。
3年春のリーグ戦では防御率0.68で最優秀防御率を獲得するなど、エースとしてチームを牽引してきた。大学代表にも2度選出され、大学野球屈指の本格派として名を轟かせた。
大学4年の春のシーズンでは思うような成績が残せなかった点が不安材料だが、総合力の高さを武器にプロでの飛躍が期待されている。
Participation results
篠木健太郎の侍ジャパンの主な戦績・個人成績
2022年
ハーレムベースボールウィーク:4位/2試合(防御率0.00)
篠木健太郎の所属チームの主な戦績・個人成績・受賞歴
木更津総合高校
2018年夏の東千葉大会:優勝
2018年夏の甲子園:3回戦敗退/1試合(防御率9.00)
2018年秋の千葉大会:準々決勝敗退
2019年春の千葉大会:3位
2019年春の関東大会:1回戦敗退
2019年夏の千葉大会:準決勝敗退
2019年秋の千葉大会:準決勝敗退
2020年春の千葉大会:中止
2020年夏の千葉大会:優勝
2020年夏の甲子園:中止
法政大学
2021年春季リーグ戦:4位/出場なし
2021年秋季リーグ戦:5位/3試合(0勝0敗/防御率2.25)
2022年春季リーグ戦:4位/9試合(2勝2敗/防御率3.38)
2022年秋季リーグ戦:5位/9試合(2勝2敗/防御率3.44)
2023年春季リーグ戦:2位/7試合(3勝2敗/防御率0.68)※最優秀防御率
2023年秋季リーグ戦:4位/5試合(1勝1敗/防御率2.82※法政大学4年(2024年))
2024年春季リーグ戦:4位/8試合(3勝3敗/防御率1.41)
秋季リーグ戦:開催中
*The information in this article is current as of the time of publication (as of November 2024).