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広島東洋カープドラフト1位/【佐々木泰(ささきたい)】青山学院大学

青山学院大学の佐々木泰内野手は、広島東洋カープにドラフト1位で指名された。※イラスト/vaguely

Icon kinggear iconKING GEAR Editorial Department | 2024/11/24

profile

name:佐々木泰(ささきたい)
position:pitcher
Pitching/batting:右投げ右打ち
Birthplace:岐阜県
date of birth:2002年12月24日
Height/Weight:178㎝/82kg
Biography:小野小(小野野球少年団)ー大垣市立東中(岐阜ボーイズ)ー県立岐阜商高ー青山学院大

Characteristics as a player

高校通算41本塁打を放ったアマチュア界屈指の右の大砲。豪快で力強いスイングを持ち味に、内角のボールはもちろん、外角の厳しいコースでも引っ張って長打にする力を持っている。

2023年の大学選手権ではライト方向への本塁打も放つなど広角に打ち分ける力も兼ね備えており、器用さも武器になりつつある。一時期は、アッパースイングになりがちだったものの徐々に改善を見せており、力みのないバッティングフォームでチームに貢献している。

守備では強肩を活かし三塁手を務めている。地肩の強さは本人も自覚するストロングポイントであり、高校時代は投手として143kmの直球を投げていたほどだ。プロでは三塁手一本に絞り、将来の主砲候補として活躍を期待したい。

Baseball career

佐々木は岐阜県大垣市に生まれ、小野小1年の時に小野少年団へと入団し野球を始める。大垣市立東中に入ると、地元のボーイズリーグに所属する岐阜ボーイズで腕を磨いた。

University era

高校は県岐阜商業に進み、1年生から4番を務める。夏の岐阜県大会では4番・サードとして試合に出場し、秋の中京戦ではレフトスタンドに本塁打をたたき込んだ。

2年生の春の東海大会では8打数5安打と大当たりの活躍を見せたが、津田学園に2-3で敗れ惜しくも2回戦で敗退となった。続く夏の県大会では大垣西戦でレフトスタンドに2ランをたたき込むなど圧倒的なパワーを示す。しかし、チームは準々決勝敗退を喫した。

チームを引っ張る立場になった2年生の秋からは主将を務め、3番・三塁手で東海大会準優勝を果たす。県大会では5試合で3本の本塁打を放つ活躍で、一気にプロ注目の存在になった。

さらなる力を発揮しようと臨んだ3年生では、春・夏甲子園ともに新型コロナウイルスの影響によりやむなく中止に。代わりに行われた甲子園交流試合では明豊戦の9回にソロ本塁打を放った。

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Illustration by vaguely

Achievements during university

高校卒業後は、東都大学野球リーグに所属する青山学院大学へと進学。1年生の春から、三塁手としてレギュラー入りを果たす。立正大戦では8回にレフトスタンドに本塁打を放ち、力強いバッティングは大学でも通用することを証明した。

最終的に、1年目の春は打率.371 4本塁打という成績を残しベストナインを獲得。上々のデビューとなった。その後は相手の厳しいマークにもあい、思うような成績は残せないでいたものの大学3年の春には2番打者として定着。要所で活躍を見せ、チームの優勝に貢献した。

3年時には夏の日米大学野球に出場。開幕戦から3戦目までレギュラーとして出場していたが、9打数0安打と調子を落としてしまう。4戦目からは先発落ちとなってしまった。

大学3年から4年にかけては、大学選手権2連覇に貢献。特に4年時は打率.333、本塁打2、打点8と奮起し、MVPを受賞した。

Participation results

Samurai Japan's main achievements and individual records

2023年日米大学野球選手権大会:優勝/打率.000(9打数0安打)

University era

県立岐阜商高校1年(2018年)
夏の岐阜大会:3回戦敗退
秋の岐阜大会:3位決定戦敗退
県立岐阜商高校2年(2019年)
春の岐阜大会:準優勝
春の東海大会:2回戦敗退
夏の岐阜大会:準々決勝敗退
秋の岐阜大会:優勝
秋の東海大会:準優勝
県立岐阜商高校3年(2020年)
春の甲子園:中止
春の岐阜大会:中止
夏の岐阜大会:2回戦不戦敗
甲子園交流試合:明豊に敗戦(打率.500/4打数2安打/1本)

青山学院大学での活躍

青山学院大学1年(2021年)
春季リーグ戦:5位(打率.371/35打数13安打/本塁打4/ベストナイン)
秋季リーグ戦:2位(打率.229/ 35打数8安打/本塁打2)

青山学院大学2年(2022年)
春季リーグ戦:4位(打率.233/43打数10安打/本塁打0)
秋季リーグ戦:3位(打率.194/36打数7安打/本塁打1)

青山学院大学3年(2023年)
春季リーグ戦:優勝(打率.293/41打数12安打/本塁打2)
秋季リーグ戦:優勝(打率.176/51打数9安打/本塁打2)

青山学院大学4年(2024年)
春季リーグ戦:1位(打率.178/45打数8安打/本塁打1)
秋季リーグ戦:1位(打率.306/36打数11安打/本塁打0)

*The information in this article is current as of the time of publication (as of November 2024).