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Matchups for the 2024 Davis Cup, the men's tennis international team competition, announced & personal highlights!

男子テニスの国別対抗戦「2024デビスカップ(Davis Cup)」が2024年9月14日(土)〜9月15日(日)に有明コロシアムにて開催される。ワールドグループ1部“日本vsコロンビア“。先に3勝したチームが来年開催される2025デビスカップファイナル予選に進出することが出来る。本日、試合の組み合わせが発表された。※トップ画像 撮影/長田慶

Icon img 9605 1  1Nana Takahashi | 2024/09/14

デビスカップとは 

デビスカップ(略称はデ杯)とは1900年から毎年行われている男子テニスの国別対抗戦である。テニスのワールドカップとも呼ばれている。元々はアメリカとイギリスの対抗戦が起源とされており、徐々に参加国が増えていき1981年から各地域を勝ち抜いた国でワールドグループを形成し、トーナメントにより優勝国を決める形式になっていった。添田豪監督が率いる日本代表メンバーは、西岡良仁選手、ダニエル太郎選手、望月慎太郎選手、錦織圭選手、綿貫陽介選手の5名。

ちなみに女子の国別対抗戦は「ビリー・ジーン・キング・カップ」という名前で行われている。杉山愛監督率いる日本代表は2024年4月にカザフスタン戦を行い見事勝利をおさめた。11月にセビリア(スペイン)でファイナルが行われる。日本は1回戦でルーマニアと対戦する。女子のファイナルもとても楽しみだ。

そして本日、明日から始まる試合の組み合わせが発表された。

9月14日(土)14:00〜開始予定

[第1試合]

 西岡良仁(単54位)vs アドリア・ソリアーノ バレラ(単460位)

[第2試合]

錦織圭(単205位)vs ニコラス・メヒア(単237位)


9月15日(日)13:00〜開始予定

[第3試合]

錦織圭(複--位)/綿貫陽介(複453位)vs ニコラス・バリエントス(複53位)/クリスティアン・ロドリゲス(複107位)

[第4試合]

西岡良仁(単54位)vs ニコラス・メヒア(単237位)

[第5試合]

錦織圭(単205位)vs アドリア・ソリアーノ バレラ(単460位)

※メンバーは変更可。2日目は試合数,試合形式が変更となる場合があり。


現時点で発表されているメンバーの試合はとても楽しみだ。以下、とても個人的な視点で語っていく。

去年2023年のジャパンオープンで西岡良仁選手の試合を初めて生で見た。シングルスの試合を見たが、とにかく粘りに粘りの試合で、ラリーが劣勢な状況になってもひたすらボールを拾う。デュースが何回も続く場面もあり、2時間半を超える熱戦を繰り広げた。ラリーで相手をじわじわと追い込んでいくのを観るのもワクワクして面白いし、バックハンドのバリエーションが多く、決め球の時に西岡選手がどんなバックハンドを打つのかも楽しみだ。

錦織圭選手は2024年に開催された全仏オープンで試合を間近で観ることができた。怪我などが続いていた印象だが、逆に怪我しているのに人ってこんなに動けるんだなと改めてその凄さを目の当たりにした気がする。学生時代にとにかく錦織圭選手を見ていたし、ラケットは錦織圭選手モデルのWilson/Kツアー95を使っていた。とにかく試合を観れるだけで嬉しい。全仏オープンの時はクレーコートだった。今回はハードコートで行われるため、プレイに変化があったりするのかも気になる。

綿貫陽介選手は2023年のジャパンオープンの際に初めて試合を観た時、とにかく楽しかった。プレーだけではなく、ショットを決めた後のリアクションだったり、試合の雰囲気だったり、何がその楽しさの要因なのか言葉で明確に表すことが難しいのだが。今回の大会で、その楽しさの要因を見つけたい。また怪我のため試合から遠ざかっていた。錦織圭選手とのダブルス。どんなプレーが繰り広げられるのかも楽しみだ。

日本vsコロンビアは2013年と2015年に対戦したことがあり、日本が連勝している。この試合も勝ち、2025デビスカップファイナル予選に進出してほしい。男女共にファイナル進出。まだ暑さが残る中行われるこの2日間、選手が怪我なく体調不良なく行われることを祈ってる。