Yua Shinkawa appeared at the opening pitch ceremony of Saitama Seibu's "Shishijo Day" and said, "I was shaking with excitement."
埼玉西武ライオンズの本拠地ベルーナドームで行われた西武対楽天戦の始球式に、女優の新川優愛さんが登場。自身がプロデュースしたユニフォームを纏った新川さんは、左腕からの投球を披露。「ふわふわして、震えるくらい緊張した」と、感想を語った。
Junichi Swan
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2022/05/15
――まずは、新川さんがプロデュースされたユニフォームのデザインを決められる経緯や、こだわりを簡単にお聞かせください。
新川:ブルーを基調としたライオンズらしさを出しつつ、袖にネイビーを入れて、全体を引き締める。 「獅子女デー」のユニフォームでもあるので、女性ファンの方にも可愛らしく着ていただきたかったので、白やピンクを散りばめながら作ろうというアイデアが、まずは思い浮かびました。
このユニフォームで一番注目していただきたいのは、ライナーをイメージしながらユニフォームに散りばめた肉球です。 ライオンズの辻監督と、試合に出ている選手をイメージして、ライナの足跡を10個散りばめてみました。
本当は、コーチやファンの方の足跡も入れようかなと思ったんですけど、そうするとユニフォームが足だらけになると思って(笑)。 あとは可愛らしい尻尾をつけて女性らしいデザインにしたというのが、このユニフォームのポイントかなと思います。
――新川さんは今回、グッズやグルメもプロデュースされていますが、どのようなこだわりがありますか?
新川:とにかく私の好きな食べ物を入れさせていただいておりまして。 「甘いものが好き」という話をさせていただいたところから始まり、「どんなものを入れていくか」を話し合いながら、メニューを決めていったという感じですかね。
グッズの方は、女性ファンが持った時に可愛らしく見えることや、多くの方の目にも留まるように、可愛らしい色味やデザインのグッズにするように心がけました。「もっと女性の野球ファンが増えてほしい」という願いがあるので、グッズをきっかけに野球の魅力を知っていただけたら嬉しいです。
球団提供
新川優愛さんプロデュースの デザートプレート1,600円(税込)
チュロス(チョコソース添え)/大学芋/イチゴのロールケーキ/抹茶ケーキ
球団提供
新川優愛さんプロデュースの デリプレート 1,600円(税込)
お好み焼き串/コーンクリームコロッケ/牛ヒレ肉の焼肉(すだちおろし添え)/サラダチキンのバンバンジー
球団提供 新川優愛プロデュース フェイスタオル (れおほー)1,300円(税込)
――本日の始球式を終えられた感想を教えてください。
新川:ちょっと悔しい思いもあるんですけど。凄く好きなライオンズの選手の皆さんを近くで見ていると、何かフワフワしちゃって…(笑)。
身体が震えましたし、泣きそうになってきてしまうような感覚もあって。
(バッターボックスの) 楽天の西川遥輝選手に「ボールを当てちゃいけないように」という思いで、何とか一生懸命投げたんですけどね。
マウンドから戻ってくる時に、ベンチにいるライオンズの皆さんが拍手して下さったので、それが凄く嬉しかったですし、ホッとした気持ちでしたね。
球団提供
――始球式に向けて、練習されたとのことですが?
新川:練習は、(投球が)良かったんですよ(笑)。知っているスタッフさんにボールを受けてもらったり、実際に左打席に立ってもらいながら、西川選手に当てないようにイメージして練習しました。
練習では、結構良いところにいってたんですけどね。やっぱり、本番になると全部飛んだような気持ちでしたけど。楽しく投げられたと思います。
球団提供
――最近は、新川さんも野球をやられているそうですね?
新川: そうですね、バッティングセンターに行ったり、キャッチボールもするんですけど。去年のオフには、草野球チームにもちょっと参加させていただいたりして。 毎試合は参加できないですけど、また自分自身でも肩作って、頑張りたいなと思っています(笑)。
球団提供
――ちなみにどこを守っているんですか?
新川: 7番セカンドです。何かこういう風に言うと、「野球ができる人」みたいなんですけど。実際は、「こっちに飛ばさないで…」って思いながらやっています。
他のチームの方と試合をやると、「セカンドに打て!」と言われることもあって。たくさんボールが飛んでくるので、試合では、いつもてんやわんやしています…(笑)
――新川さんが、熱烈なライオンズファンということは有名ですが、ご主人さんはどこの球団のファンなんですか?
新川: 元々は、夫がライオンズのファンだったことが、私がファンになるきっかけでした。 私は、これまではどちらかというとスポーツに触れてくる人生ではなくて、あまりスポーツには詳しくなかったんです。
野球を見ていても、最初は「打ったらどっちに走るか」くらいしかわからなかったんですけど。守っているポジションの名前とかも、夫に1から教えてもらって。夫と一緒に球場に行ってみたりして。
球団提供
――「埼玉出身だから、地元埼玉西武ライオンズが好き」というわけではなかったんですね。
新川: そうですね。野球はあまり見てこなかった…(笑)。小さい頃は、書道やお絵描きとか、家の中で遊ぶことが多かったので、スポーツには触れてこなかったんですけども。凄いおこがましい言い方すると、私とライオンズを出会わせてくれたのは夫なのなと思いますね。
――ご自身でも観戦に行かれるんですか?
新川: 我々の仕事は、「明日の予定すらも直前にならないと分からない」ことが多いんですけど。休みになった時とかは、夫婦で待ち合わせてナイターに出かけたりすることもありますね。
――(新川さんは、ロケバスの運転手と結婚したことが話題になったことから)球場にはロケバスで来るんですか?
新川: ロケバスでは来ないでしょう(笑)。普通に、自家用車で球場まで来ています(笑)。
球団提供
――今日の始球式を見て、ご主人は何と言ってくれそうですか?
新川: 映像を見てくれていた夫から、「ナイスピッチング!」というメールがさっき届いていました。まだきちんと返信できていないんですけどね。
――ご主人ともキャッチボールをされるのでしょうか?
新川:実は、近くの公園でキャッチボールの練習相手になってもらっていて。 先週、始球式のための練習をやったら、3日くらい腕が上がらなくなって。最近になって、やっと回復してきたっていう感じです(笑)。