%e3%83%a2%e3%83%ac%e3%83%aa%e3%82%a2 %ef%bc%91

ミズノ『モレリア』神が作ったサッカースパイクvol.1「軽量性・柔軟性・素足感覚」

30年以上も多くのサッカー人から頼りにされているサッカースパイク「モレリア」。日本人選手たちに技術レベルを上げて欲しいという思いから、1人の開発者はブラジルへ渡ったのであった。そして、1985年に「モレリア」は誕生した。

Icon aff20898 d2d2 431d 8b05 0f3c5e5ae91bHidemi Sakuma | 2018/06/22
Thumb dscn5384

Mizuno Corporation
Global Footwear Product Headquarters
企画部クリーツ企画課
Sanguchi


――モレリアの誕生 

Water outlet:1986年のメキシコ・ワールドカップでミズノのシューズを履いた選手がワールドカップのピッチ上で活躍している姿を夢見て、1983年に開発がスタートし、1985年にモレリアが誕生しました。

1980年代の日本サッカー界にとって、新しいスパイクを作り出すと言う事はかなり大きな意味がありました。当時、ミズノもサッカーに力を入れているわけではありませんでした。   

モレリアの起源はブラジルにあり、日本人サッカー選手はやはりブラジル人選手のように技術がなければならないと考えました。そこで、ブラジル人選手に履いてもらえるようなシューズ作りを目指して開発はスタートしました。

Thumb e383a2e383ace383aae382a2 efbc92

――軽量性・柔軟性・素足感覚について

Water outlet:軽量性・柔軟性・素足感覚という3つのキーワードは、今でも継承し続けています。

軽さについては、ブラジル人選手が求めていたものです。

柔軟性については、大きなポイントで、「スーツのポケットに折りたたんで入れることができる位の柔らかさが欲しい」と言う表現をする選手がいました。   

ミズノの担当者もブラジルに行って開発を開始。当時としては、物凄くハードルが高いことでした。その担当者の熱い思いと情熱がこのシューズに表れていると思います。

紆余曲折を経てモレリアは、誕生しました。バイエルンミュンヘンFC、サンパウロFC、ヤンマーディーゼル(セレッソ大阪の全身)で試作品のテストを繰り返して、「これでいける」というレベルに達して、1985年に初代モレリアが誕生しました。

――ブラジル代表のエースが大絶賛

Water outlet:当時ブラジル代表のセンターフォワード、カレッカ選手に、モレリアを履いていただきました。ミズノにとって、彼との出会いが非常に大きなものになっています。1986年メキシコ大会の2年ほど前に、怪我により不調が続いていました。

当時ミズノと契約を結んでいた水島武蔵氏の紹介で、カレッカ選手に練習試合でモレリアを履いていただきました。すると2ゴールをゴール獲得し、カレッカ選手はモレリアを「神が作ったシューズ」であると賞賛し、モレリアを履いてワールドカップに出場したのです。 
 
1986
年のメキシコ・ワールドカップで、カレッカ選手がモレリアを履いて出場した6月1日を、ミズノは「モレリアの日」としています。以降その日は、ミズノにとって非常に重要な日となっています。。

――イタリアワールドカップで話題に

Water outlet:1990年のイタリア・ワールドカップでは、ブラジル代表の大半の選手がモレリアを履いてスタメン出場しました。すると、イタリアで「あのマーク(ミズノ)のシューズは、一体なんだ?」と話題になり世界中で知れ渡るきっかけとなりました。

Thumb e383a2e383ace383aae382a2 efbc93
モレリアⅡ

- About design
 

Water outlet:デザインとしては、初代モデルから大きく変わってはいません。ただ微妙なパターンやフィット感を向上させるために、どうすれば良いかということは常に考えています。新しい素材や最先端の技術を駆使して進化し続けています。

モレリア のように、30年間も販売し続けているスパイクは、他には存在しないのではないかと思っています。ミズノは、そのままのものをそのままの状態で販売しているというわけではなくて、その都度リニューアルをしてきています。時代、時代に合わせて進化しているということを1番伝えたいですね。

Continue to vol.2.

ミズノ モレリア
https://www.mizuno.jp/football/morelia/


Cooperation of coverage / Mizuno Corporation

Photo provided / Mizuno Corporation
Interview photograph / Hidemi Sakuma