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Interview with Ryota Morioka (Ander Lecht) Vol.5 "Because of the strength of the Belgian representative"

Ryota Morioka who started his professional career at Vissel Kobe in J League. After that I played in Poland, this season I gained 15 points and 13 assists in the Belgian league. I have heard plenty of stories about the days fighting on the back of Belgium's prestigious Anderlecht's back number 10 on the commitment to the spikes that support the feet in the European land.

Icon 16466945 810048175800857 1247399717 nKoike Kikuchi | 2018/05/28
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――ポーランドでは自分と向き合う時間がかなり長かったんですね。当時は家族はいなかったんでしたっけ?   

Morioka いました。でもずっと一緒にはいなくて。3、4ヶ月は一緒にいて、前後の3ヶ月くらいは一人でした。   

――自分のサッカーを見直したりとか、人生を見直したりとかしていたんですね。   

Morioka そうですね。当時はめっちゃきつかったです。今思うとそういう経験があって、そういう状況を乗り越えてきている経験が活きています。ベルギーは本当に住みやすいですし、何もかもが良いと感じれます。   

――ポーランドの時は何をしていたんですか?1日の内で練習は2時間くらいじゃないですか。   

Morioka何していたんだろう?パソコンとか、本読んだり、トレーニングしてたりですかね。   

――勝手なイメージですけど、森岡さんは本をよく読まれているのかなと思うんですが?   

Morioka 活字より、全然マンガの方が好きです(笑)

 ――マンガもネットで買えますもんね。   

Morioka 電子書籍とかでも見ていましたし。でも普通の活字の本も読みますよ。   

――今は食事はどうしていますか?   

Morioka 朝・昼はチームからでます。夜は奥さんに作ってもらっています。   

――練習スケジュールは?   

Morioka 週明け(オフ明け)は二部練ですが、だいたいは午前中に練習です。  

――ポーランドではチームから食事は出たんですか? 

Morioka ポーランドでは出なかったです。基本は自炊していました。特にポーランドの前に所属していたヴィッセル神戸は日本でもビッククラブじゃないですか。ギャップはありましたよ。   


――環境が整っているところから部活みたいな所へですもんね。   

Morioka なかなかハードでした。   

――色々な経験を踏まえてですが、やっぱり日本人選手はどんどん海外に出た方が良いですか?   

Morioka どうですかね。サッカー選手として、例えば代表選手として試合をしたいとなると相手は外国人じゃないですか。   

そこで代表選手として、どれだけ代表に貢献できるか、自分を出せるかという部分を考えたら、間違いなく海外に出た方が良いですよね。   

日本では外国人の選手とプレーする機会の限界があるので、そこを伸ばそうと思えば、ヨーロッパでやるべきです。   

―― 一回一回の練習の濃度や激しさも違うのではないですか?   

Morioka監督によりますね。Jリーグとかベルギー(ポーランド)とかよりも監督です。   

――ドイツでは紅白戦で「何人怪我して運ばれるんだ!」という光景を見てきました。   

Morioka ポーランドの時はそういうところもありましたね。ただあんまり技術が高くないので、ガチャガチャしちゃうというのもあるんですよ。

 ――ガチャガチャしてフィジカル勝負になって必然的に怪我が増えるということですね。  

 今ベルギーで一番強いチームの10番じゃないですか。そこで結果も出していて、次のステップは考えていますか?


Morioka そうですね。常にステップアップは考えています。   

――ベルギーからですと、ドイツとかスペインとかを目指してますか? 
 
Morioka 個人的にはスペインリーグが好きなので行きたいんですけど、でもステップアップのチャンスがあれば、スペインに限らずですね。  

――ベフェレンからアンデルレヒトに来て、レベルは練習でもグンと上がりました?   

Morioka 練習からレベルが全然違います。  

――スキルや戦術とかも?   

Morioka 戦術は監督によるんですけど、選手の質が全然違います。プロ選手として、アンデルレヒトの選手はユースの子もプロ選手のメンタリティを持っているんです。   

ベフェレンってスタメンの11人以外の選手はモチベーションが低かったり、練習中でもふざけていたりするんですよ。   

仲が良いといえば良いのですけど、良くない方向で仲良かったりするんですよ。それがアンデルレヒトですと全員がしっかりしていますし、練習から質が高いです。   

――上位の5チームとそれ以外のチームには差がかなりありそうですね。最近は日本人選手も増えてきましたよね。日本人は増えた方が良いと思いますか?   

Morioka増えた方が良いです。やっぱりヨーロッパに来て、やっていってレベルが上がっていかないと、代表チーム自体のレベルも上がっていかないので。   

――ベルギー代表は強いじゃないですか、ランキングも高いですし。ベルギーが強い理由は?代表のスタメンは海外のリーグに行き、国内リーグにはいないと思いますが。   

Moriokaそれが理由じゃないですか。やっぱり海外のリーグへステップアップしていってるじゃないですか。みんなベルギーでやってから海外のビッククラブへ。その流れがしっかりしているので、そういう選手が出やすいと思いますし、実際そんな選手がこれだけ多くなると強いです。   

――やっぱり、海外に出たからこそ、日本の良さが改めてわかりますよね。

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Morioka そうですよ。何でも大丈夫じゃないですか。日本だと何が起きてもすぐ解決しますし。   

――海外で給料の支払いの遅延などありましたか?   

Morioka ポーランドはありましたよ(笑)   

―― 一部リーグでもあるんですね。   

Morioka ポーランドは全然ありました。未払いはなかったですけど。遅延は結構ありましたね。「給料日いつやねん」みたいな感じでした。
   
ーーポーランドでは本当に色々と鍛えられたんですね。スパイクの話からポーランドやベルギーでの話まで色々と聞かせて頂きありがとうございました。まずは次の試合の勝利を祈っています!   

Morioka ありがとうございます!これに勝たないと優勝の可能性はほぼ無くなるので頑張ります。まずは目の前の試合で全力を尽くしていきます。   

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