[J3 Round 8] Kagoshima scores a goal and moves up to second place! Kochi scores five goals, led by forward Kobayashi
明治安田J3リーグ第8節は4月5日、4月6日の2日間にわたって各地で行われた。首位のFC大阪は北九州と対戦し1-0で喫したものの首位をキープ。第8節では、前半だけで5得点を獲得し快勝を収めた高知の「松本 vs 高知」、2位に浮上した鹿児島に注目の「長野 vs 鹿児島」の2試合を振り返っていく。※トップ画像出典/Pixabay
Round 8 (held on April 5th and 6th) match results
第8節は4月5日・6日の2日間にわたって開催され、結果は下記の通りとなった。FC大阪を追う暫定3位の栃木Cは福島と対戦し、2-2で終了し、首位浮上とはならなかった。また、奈良も岐阜と対戦し1-1のドローになるなど、上位陣がドローに終わり下位の琉球、中位の八戸が勝利を挙げ、順位争いは混戦状態となっている。暫定2位に浮上したのは鹿児島。敵地で長野に3-1で快勝を収めた。
Held on April 5th
・群馬 0-0 宮崎
・松本 0-5 高知
・奈良 1-1 岐阜
・北九州 1-0 FC大阪
・琉球 2-0 相模原
Held on April 6th
・長野 1-3 鹿児島
・栃木SC 0-1 八戸
・栃木C 2-2 福島
・沼津 1-1 讃岐
・鳥取 1-1 金沢
好調のFW小林心2得点!高知は前半だけで5得点ゲット
松本の直近5試合は1勝3分け1敗。高知の直近5試合は1勝2分け2敗。両チームは、Jリーグでは初対戦となる一戦だ。高知は、直近3試合未勝利で17位に位置しているものの、攻撃は好調。FW小林心は直近5試合で4得点をマークしているので今節も期待したい。ホームの松本は、守備が得意なチーム。ただ、3バックを務めていたDF野々村鷹人が前節で退場処分となり2試合の出場停止になっている。今節のスタメンは、DF野々村に代わりDF樋口大輝、DFチアゴ・サンタナが入った。守備のコンセプトを受け継ぎ、勝利を目指す。松本の予想フォーメーションは3-4-2-1。なお、高知のスタメンは前節と変更なし。予想フォーメーションは3-1-4-2だ。
試合開始から9分、先制点を決めたのはFW小林。ペナルティエリア内から左足でゴール右下に押し込んだ。それに続いて今度はMF工藤真人が前半19分にネットを揺らす。高知の攻撃は勢いを止めず、後半33分~37分でFW小林、MF須藤直輝、MF水野颯太が3得点を決め一気に畳みかけた。振り返ってみると、前半のシュート本数は松本1本に対し、高知12本。そのうち5本が得点につながるという高いシュート率を見せつけた。後半、松本はDF深川大輔、MF村越凱光、MF松村厳を交代で入れ、テコ入れをしてみるが、シュートがうまく得点につながらず試合終了。直近3試合未勝利だった高知が快勝を収めた。一方松本にとってはホームで無残な結果を残してしまった。
鹿児島3-1の快勝で6戦無敗とし暫定2位に浮上
4月6日に長野Uスタジアムにて、10位の長野と3位の鹿児島が一戦を交えた。両者の過去対戦成績は6勝3分け5敗と長野の勝ち越しだが、5戦無敗と好調の鹿児島は、4得点を記録するFWアンジェロッティがキーマン。ここを起点とした攻撃力を長野がどのように封じ込めるのかに注目したい。前半はスコアレスで試合を折り返す。鹿児島が攻撃を仕掛けるも、ゴールを揺らすことができない。また、長野も鹿児島の4-2-2のフォーメーションに苦しみゴールまでこぎつけないシーンが目立った。
後半51分、最初に試合を動かしたのは鹿児島。テンポのいいパスでつないだMF吉尾虹樹がペナルティエリアから先制点の鮮やかなミドルシュートを決める。勢いをつけた鹿児島は54分と58分の立て続けに2点ゲット。いずれもFW福田望久斗がネットを揺らした。追いつきたい長野は70分にFW浮田健誠が1点取り返すも、そのまま1-3で試合終了。鹿児島の持ち味である攻撃力を見せつけた戦いとなった。長野は今季初の連敗を喫し、今季4勝目の鹿児島は6試合無敗となり、暫定2位に浮上した。
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