
From Kazuki Fujimoto who missed his shot to Akio Tani who received a red card! A thorough analysis of Machida Zelvia's emotions during the match
試合の中で選手たちが抱く心情とはどんなものなのか。元日本代表の李忠成、坪井慶介、太田宏介が、さまざまな試合シーンをピックアップしながら、町田ゼルビアの選手たちの頭の中を勝手に解説。今回は、監督の黒田剛も登場し、解説者たちの予想と実際の心境を照らし合わせる答え合わせも実施。選手たちがピッチで何を感じ、考えながらプレーしているのか、その真相に迫る。※トップ画像出典/photoAC

藤本一輝のシュート時の心情を分析、坪井慶介が回答で大暴れ
まずは4月13日神戸戦前半の立ち上がり、ペナルティーエリアで奪取したボールをシュートしたときの藤本一輝の頭の中を取り上げる。
ゴール前、キーパーとの1対1の大チャンスで藤本選手がシュートしたボールは、ゴールネットを大きく超えていった。李忠成はこのシーンについて「外しましたけど、相手からボールを奪って自力で作ったチャンスなので心情的には楽なはずです。その上で『まさかあんなに外すとは』と思ったはず」と経験者目線で的確に解説した。一方、坪井慶介は「ちょっと浮かれていいですか」と前置きしたうえで「ああいう瞬間は言葉じゃないんです。感情が出るんです。なので『ウオ、ワ、ワ、ワオーン(犬の真似をしながら)』です」と、犬の鳴き声でコミカルに表現。実際に生放送にゲストとして登場した藤本選手は場面の心情について「狙った通りにボールが取れて、外してはしまったんですけど、取ったのは自分だったので『まあいいか』といった感じでした」とコメントした。そのうえで李に「そこからどうなった」と続きの感情を問われた藤本は、「ワオーン」と犬の鳴き声の真似を披露。実際の心情を明かすと同時に、バラエティーへの対応力もみせつけた。
レッドカードのフラッシュバック!?谷晃生の体を張ったディフェンスを分析
続いてはゴールキーパーの谷晃生。「川崎フロンターレ戦でレッドカードを受けたのに、FC東京戦でスライディングで飛び出していった時の頭の中」と題して取り上げる。
4月第7節の川崎戦。谷はゴール前にドリブルで攻め込んできた相手をスライディングで転ばせ、レッドカードの判定を受けていた。その出場停止処分が明けた、第9節FC東京戦。谷選手は同じくピンチの場面で果敢にもう一度スライディング。レッドカードを受けることなく、ピンチを脱していた。このシーンについて坪井は「走っている時の心情からわかります」と自信たっぷりに前置きをしたうえで「『(レッドカードを恐れないくらい)俺はメンタル強いぜ』と上がっていき、スライディングで切り抜けた後に『ほーら、大丈夫』です。もう顔がその通りでしたよね」と解説。一方、李は「僕は真逆でした」と前置き、ボールが来た瞬間の心情から「『うわあ、来た。行かなきゃいけない。行こう…』と自信がなさそうに上がって行って、ピンチを抑えて『良かったあ』です」と、緊張の後に安堵したのではないかと想像した。
こちらも谷選手が実際にゲストとして登場し、自身のプレーを解説。坪井と李の解説を見たうえで「どちらかと言うと李さんの方が近かったですね」と回答。続けて「出だしのころは前の試合とか浮かんでないんですけど、ボールに近づくにつれて『あ、これまた(スライディングを)やるかも』と頭にありました。ただ川崎の時とは違って、相手の進行方向に対して斜めに入ることができていたので大丈夫ではないかなと。でも、プレーが終わった後には少しヒヤッとしたのも事実ですね」と分析した。なお、坪井の「俺はメンタル強いんじゃ」という強気ディフェンス発言に対しては、谷選手が「そんな人いないでしょ」と冷静にツッコミを入れ、場を和ませた。
いぶし銀の初出場は緊張か、それとも… 奥山政幸のJ1デビューを分析
3人目は町田在籍8年目、副キャプテンを務めるDF奥山政幸。札幌戦でJ1初出場を果たしたが、その初出場の心境を太田宏介が分析した。「デビューはめちゃくちゃうれしいと思います。でも、自分が入って失点でもしてしまったら…。なので『(試合に)出たくねえ。出たいけど出たくねえ』が正解だと思います。奥山選手はきっと『宏介くん、正解だよ』って言うと思う」と、試合時から振り返り時まですべての心境を予想してみせた。
そのVTRを見た奥山選手は「ずいぶん勝手に言ってくれましたね」と笑ったうえで、「半分合っているというのが正解かな」と話した。続けて「そこまで考える余裕がなかったんです。もともと他の選手が出る予定だったんですけど、1点入れられて急きょプランが変わって出場することになったんです。初出場の感慨にふける時間がなくて、『このリードを守るんだ。絶対勝とう』と思って出場しました。それで試合が終わった後にようやく、J1デビューできたとホッとしました」と解説した。
ピンチをチャンスにとらえていた!指揮官・黒田監督が自身の心境を解説
最後は監督の黒田剛。「U-23代表に選ばれた平河悠、藤尾翔太が抜けるとわかっている黒田の頭の中」と題して太田選手と李が分析した。太田は「きつい、です。それ以外ない」と笑うと、李は「その座をどの選手が射止めるのか。誰が練習中からアピールするんだというワクワクなんじゃないかな」とそれぞれ分析した。これに対して黒田監督は「きつい、という気持ちはありましたね。でも、誰だってそう思うので答えにはならない」と太田選手の回答を笑顔で一刀両断。そのうえで「いろんな選手を試せる、成長させられるチャンスだから、大事な期間だなと思いました。結局はきついと考えている暇がなかったですね」と、あくまでプラスにとらえていたと語る。実際に2人を欠く中での試合ぶりについては、「入ってきた選手がたくましかったです。いい底上げの期間になったと思います」と話した。
『FC町田ゼルビアをつくろう~ゼルつく~#160:大好評企画『選手の頭の中 勝手に解説』傑作選!』より
*The information in this article has been edited and distributed based on the content at the time of broadcast.

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