埼玉西武ライオンズドラフト3位/【狩生聖真(かりゅうしょうま)】佐伯鶴城高校
埼玉西武ライオンズはドラフト3位で佐伯鶴城高校の狩生聖真を指名した。※イラスト/vaguely
profile
name:狩生聖真(かりゅうしょうま)
position:pitcher
Pitching/batting:右投げ右打ち
Birthplace:大分県
date of birth:2006年12月25日
Height/Weight:186cm/74kg
Biography:佐伯市立明治小学校(佐伯スラッガーズ)ー佐伯市立昭和中学校ー大分県立佐伯鶴城高等学校
Characteristics as a player
長身で手足の長さを活かしたフォームから繰り出される150kmの速球と縦のスライダーやカーブ、チェンジアップを武器とする本格派。広島の森下暢仁投手を大分商業高校時代に指導してきた渡邉正雄監督が作ったプログラムをこなしたことで、高校時代には球速を20kmほど伸ばした。潜在能力の高さにも期待がかかる。
Baseball career
大分県佐伯市出身の狩生聖真は、小学校2年生の時に佐伯スラッガーズで軟式野球を始めると、遊撃手兼投手として佐伯市大会に優勝。6年時には佐伯市選抜の一員として県大会に出場し、準優勝を成し遂げた。昭和中学校では軟式野球部に所属し、小学生時代と同様に遊撃手兼投手としてプレーし、3年時には県大会優勝と九州大会4強入りを成し遂げた。
Illustration by vaguely
佐伯鶴城高校での活躍
地元の佐伯鶴城高校に進学した狩生は、そこで投手に専念。1年生だった2022年の夏にベンチ入りを果たすと、秋からは背番号1番を背負い、エースとしてチームを支え、県大会4強に進出。翌2023年夏の甲子園地区予選では、鶴崎工業高校との3回戦で初登板。2番手として3回1/3を投げて4失点に終わり、チームもサヨナラ負けを喫したが、自己最速の144kmを投げたことで、注目を集めるようになった。同年秋の予選では、準々決勝で柳々浦高校と対戦。先発として5回2失点の投球で、タイブレークでの勝利に貢献した。準決勝で明豊高校に敗れたが、狩生の実力を示すこととなった。
3年で迎えた2024年の春には、球速を6km伸ばして150km超えを実現。夏の大分大会では、先発1試合を含む3試合に登板。計13回を投げ、被安打10、14奪三振、防御率1.38の好成績を見せたが、準々決勝で大分高校に3対7で敗れ、8強の壁に阻まれて甲子園出場は叶わなかった。
Participation results
高校時代の成績
2023年夏の県大会:3回戦敗退
2回戦 先発:大分鶴崎(4回 被安打3 奪三振4 四死球1 失点1)
3回戦:鶴崎工業(3回1/3 被安打4 奪三振1 四死球4 失点4)
2024年夏の県大会:準々決勝敗退
2回戦 先発:佐伯豊南(5回 被安打2 奪三振6 四死球2 失点0)
3回戦:文理大附(3回 被安打3 奪三振5 四死球1 失点0)
準々決勝:大分高校(5回 被安打5 奪三振3 四死球2 失点2)
※記事内の情報は配信時点の情報です(2024年12月現在)