埼玉西武ライオンズドラフト5位/【 龍山暖(たつやまはるき)】エナジックスポーツ高校
埼玉西武ライオンズはドラフト5位で、エナジックスポーツ高校の龍山暖捕手を指名した。※イラスト/vaguely
profile
name:龍山暖(たつやまはるき)
position:捕手
Pitching/batting:右投げ右打ち
Birthplace:沖縄県
date of birth:2006年5月13日
Height/Weight:175cm/78kg
Biography:読谷村立読谷小学校→読谷村立読谷中学校(読谷ボーイズ)→エナジックスポーツ高等学院
Characteristics as a player
2塁までの送球タイムが1秒80という強肩の持ち主で、高校通算11本塁打の勝負強い打撃にも期待が寄せられ、プロとしてはやや小柄な174cmでありながら、高い身体能力を持ち合わせている。2022年に設立されたエナジックスポーツ高等学院としては龍山が初のドラフト指名選手となった。
Baseball career
沖縄県読谷村生まれの龍山暖は、読谷小学校2年生の時に読谷シャークスで軟式野球を始めると、4年生の時にはそれまでの三塁手との兼任をやめて捕手に専念することに。読谷中学校時代には読谷ボーイズに所属。中学3年の2021年には九州選抜大会に出場し、沖縄県内ナンバーワン捕手として、その実力が知られるようになった。
Illustration by vaguely
エナジックスポーツ高等学院での活躍
2021年に沖縄県名護市に新設されたエナジック学院の1期生として入学した龍山は、1年生の夏にベンチ入りを果たすと、沖縄県大会初戦の北谷高校戦では4番捕手として出場、試合は4対6で敗れたものの2本の三塁打を放ち存在感を示した。その後、2021年の県大会では8強入りを果たしたものの、2年次の2022年には春夏とも初戦で敗退し、新興チームが勝ち抜く厳しさを味わうこととなった。
入団時に掲げた「自身の代での甲子園出場」に向けてラストチャンスとなった2024年は、春大会では決勝に進出。興南高校との決勝を2対0で制し、創部3年目にして初優勝を成し遂げると、沖縄県王者として臨んだ九州大会では、1回戦で大会を制した福岡県の明豊高校と対戦。試合は0対2で敗れたが、龍山の強肩は広く知られることとなった。
龍山としては最後の夏となった2024年夏の県予選では、龍山は4番捕手としてチームを率いたものの、決勝で春に対戦した興南高校に敗れて準優勝に終わり、目標としていた甲子園出場を果たすことはできなかった。
Participation results
高校時代の成績
2022年夏の沖縄大会:初戦敗退(1試合 打率.750 4打数 3安打 0本塁打 1打点)
2023年夏の沖縄大会:3回戦敗退(3試合 打率.333 12打数 2安打 0本塁打 1打点 1盗塁)
秋の県大会:敗退
2024年春の沖縄県大会:優勝
春の九州大会:初戦敗退(1試合 打率.333 3打数 1安打 2打点 1盗塁)
夏の沖縄県予選:準優勝(5試合 打率.375 16打数 6安打 5打点 2盗塁)
※記事内の情報は配信時点の情報です(2024年12月現在)