広島東洋カープドラフト4位/【渡辺悠斗(わたなべゆうと)】富士大学
富士大学の渡辺悠斗内野手は、広島東洋カープにドラフト4位で指名された。※イラスト/vaguely
profile
name:渡辺悠斗(わたなべ・ゆうと)
position:内野手
Pitching/batting:右投げ右打ち
Birthplace:東京都
date of birth:2002年7月7日
Height/Weight:181cm/98kg
Biography:福生第三小ー福生第一中(福生シニア)ー堀越高ー富士大学
Characteristics as a player
北東北大学野球連盟に所属する富士大学の渡辺悠斗は、181cm/98kgとがっしりした体格を持つ一塁手および捕手。強力な長打力がセールスポイントで、逆方向への打撃も得意としている。
富士大学での大学2年冬に、安田慎太郎監督からバット軌道に関する指導を受け、これまでの「点で捉える」打撃から「線で捉える」打撃へと転換。打撃技術が飛躍的に向上した。
さらに体重を12kg増量し、体格面でもパワーアップを図った結果、長打力がより一層発揮されるようになった。リーグ戦での通算9本塁打に加え、4年春には最多本塁打と最多打点の二冠を達成。その打撃力は非常に高い水準にある。
また、遠投120メートル、50メートル走6秒6という俊足と強肩を兼ね備えており、攻守両面で優れた能力を持つ。強肩を活かして捕手として出場することもあり、守備の要としてもチームを支えるオールラウンドプレイヤーである。
Illustration by vaguely
Baseball career
渡辺は東京都福生市で生まれ、小学校時代に福生第三小学校で軟式野球を始めた。福生第一中時代は福生シニアでプレーし、野球の基礎を培う。
高校での活躍
堀越高校に進学後、1年生の秋から早くもベンチ入りを果たし、2年生の夏には捕手としてレギュラーの座を掴む。
東東京大会では4番打者としても活躍し、チームはベスト16まで進出した。自身も大会初戦でレフトスタンドへの2ラン本塁打を記録し、打率.625、11打点という好成績を収めた。
3年春はコロナ禍で大会が中止となったものの、夏の独自大会では4回戦まで勝ち進み、その後は北東北大学野球連盟の強豪・富士大学に進学する。高校時代は強肩を活かして主に捕手として活躍し、攻守両面でチームを支える存在であった。
大学での活躍
富士大学に進学後は1年生の秋からリーグ戦に出場し、打撃・守備の両面で徐々に頭角を現していった。3年春には4番・一塁手としてチームの中心打者となり、打率.333、本塁打2本、打点8を記録している。
3年秋には捕手に転向し、打率.439で首位打者を獲得するなど、攻守にわたり大きな成長を遂げた。また、本塁打3本、打点13を記録しベストナインにも選出されている。
4年春になると再び一塁手に戻り、最多本塁打(4本)と最多打点(13打点)の二冠を達成。特にリーグ戦第3週の岩手大戦では、ライトへの満塁本塁打を放つなどチームの主軸として大きな存在感を示した。
リーグ通算では48試合に出場し、打率.353/9本塁打/45打点という成績を残し、全国的にも注目される打者となった。大学選手権や明治神宮大会にも出場し、全国大会でも結果を残すなど、富士大学を代表する選手としてチームに貢献している。
Participation results
高校での成績
2018年夏の東東京大会:準々決勝敗退
2018年秋の東京大会:Lost in the first round
2019年春の東京大会:Lost in the first round
2019年夏の東東京大会:5回戦敗退
2019年秋の東京大会:Lost in the third round
2020年春の甲子園:cancel
2020年春の東東京大会:Lost in the fourth round
大学での成績
2021 Spring League:1位(出場なし)
2021 Fall League:1位(打率.000/1打数0安打/本塁打0)
2022 Spring League:1位(打率.000/2打数0安打/本塁打0)
2022 Fall League:2位(打率.143/7打数1安打/本塁打0)
2023 Spring League:1位(打率.333/42打数14安打/本塁打2)
2023 Fall League:2位(打率.439/41打数18安打/本塁打3/首位打者・優秀選手・ベストナイン)
2024 Spring League:2位(打率.351/37打数13安打/本塁打4/最多本塁打・最多打点・優秀選手・ベストナイン)
2024 Fall League:1位(打率.349/43打数15安打/本塁打0)
*The information in this article is current as of the time of publication (as of November 2024).