【DF】菅原 由勢(すがわら ゆきなり)/FIFAワールドカップアジア最終予選・SAMURAI BLUEメンバー
イングランドプレミアリーグのサウサンプトンFCに所属するサイドアタッカー。森保一監督第二次体制で頭角を現した一人であり、攻守にわたって積極的なプレーが持ち味だ。10代の頃からヨーロッパでプレイしており、代表のなかでも豊富な経験を持ち合わせた選手である。※イラスト/これ松えむ
profile
position:DF
Birthplace:愛知県
date of birth:2000年6月28日
身長/体重:179cm/69kg
所属チーム:名古屋グランパスU-15→名古屋グランパスU-18→名古屋グランパス→AZアルクマール(オランダ)→サウサンプトンFC(イングランド)
A代表歴(データ)
出場試合数(先発)/得点数:13(11)/1
主な経歴
2015年:U-15日本代表
201年:U-16日本代表、U-17日本代表表
2017年:U-17日本代表(U-17W杯)
2018年:U-18日本代表、U-19日本代表
2019年:U-20日本代表(U-20W杯)、U-22日本代表
2020年:A代表デビュー(カメルーンとの親善試合)
2021年:U-24日本代表(東京五輪)
所属リーグでの実績
中学生の時に名古屋グランパスU-15に入団し、そのまま名古屋グランパスU-18に昇格。2018年には高校生ながら開幕戦デビューを果たし、クラブ史上最年少となる17歳10か月でプロ契約を結んだ。2019年5月のU-20ワールドカップでの活躍を機に、同年6月にオランダ1部リーグのAZアルクマールに入団する。初年度から主力として多くの試合に出場し、チームでも欠かせない戦力となった。
AZアルクマールでの出場試合数は180試合を数え、そのなかでもUEFA大会では50試合に出場。チーム史上最多出場記録を保持している。2024年7月にイングランドプレミアリーグのサウサンプトンFCへ4年契約での完全移籍を果たす。ここでも、初年度から主力として活躍し、8月31日のブレントフォード戦では、リーグ戦3戦目にして初ゴールを獲得した。開幕から低迷が続くチームにおいて、さらなる奮起が期待されている。
日本代表での実績、経歴
U-17世代では、2017年にワールドカップ インド大会に出場。続くU-20代表でも2019年にワールドカップ ポーランド大会に出場するなど、各年代別代表に選出されることで確かなキャリアを積み上げてきた。
A代表では2020年10月に行われた国際親善試合のカメルーン戦でデビューを果たす。その後も貴重なサイドバックとして招集されるも、2022FIFAワールドカップ カタール大会では惜しくもメンバー漏れを喫した。一転して2023年からはコンスタントにA代表のメンバーに入るようになり、FIFAワールドカップ26アジア最終予選でも主力選手として招集されている。
プレー・スタイル
右SBを主戦場としているものの、CBやボランチ、右ウイングとしてもプレーできるオールラウンダー。攻めも守りも高いクオリティを保ちながら、積極的なプレーが持ち味の選手である。どのポジションでも務められるクレバーさや適応能力、さらに身体能力やテクニックも併せ持ち、クラブを移籍しても常に欠かせない存在となっている。
所属クラブでの出場記録 出場試合数(得点数)
2018年 名古屋グランパス
リーグ戦:13試合0得点
リーグ杯:4試合0得点
天皇杯:1試合0得点
2019年 名古屋グランパス
リーグ杯:6試合0得点
2019-2020年シーズン AZ(オランダ)
リーグ戦:16試合2得点
KNVB杯:1試合0得点
UEFA EL:7試合1得点
2020-2021年シーズン AZ(オランダ)
リーグ戦:25試合2得点
KNVB杯:1試合0得点
UEFA EL:3試合0得点
2021-2022年シーズン AZ(オランダ)
リーグ戦:33試合1得点
KNVB杯:4試合0得点
2022-2023年シーズン AZ(オランダ)
リーグ戦:31試合3得点
KNVB杯:2試合0得点
2023-2024年シーズン AZ(オランダ)
リーグ戦:30試合4得点
KNVB杯:2試合0得点
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※記事内の情報は執筆時点の情報です
Illustration by Korematsu Emu