神が作ったスパイクの最新モデルを履いてみた
神が作ったとも言われるほどの完成度を誇るモレリア2。その最新モデルであるモレリア2ジャパン(MORELIA Ⅱ JAPAN)の試履会に参加。更にどこが進化したのか?実際に履いてみて感じたことをレポートする。
Koike Kikuchi
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2020/01/25
あのモレリア2の最新モデルが履けるということで試履会に参加した。
2部構成に分かれており、最初に最新モデルの説明を座学で学び、知識を得た上で実際に履いてプレーする流れだ。
まず最初に座学にて知識を吸収。講師はMORELIA Ⅱ JAPAN開発者の陣賢太さんだ。そこで学んだ話を抜粋して以下に記載する。
2020年は1985年モレリア誕生から35周年。
35年間にわたり一切コンセプトは変わっていないという。「軽量・柔軟・素足感覚」このゆるぎないコンセプトを35年間ずっと伝えてきたのだ。
そのコンセプトを受け継いでいくというのが2020年のテーマ。今の時代にとってベストなモレリアは何かを求めて今回発売された。
特に今回のモデルで重視している点はどこなのか?
「いわゆるラストです。シューズで1番大事な木型。ものづくりの1つの根幹です。この木型自体も大事ですが、この木型に沿って物を作りこめるかという技術は誰にも真似できませんし、伝統と技術が我々の強みであると思います。」(陣)
新しいラストをもとに全パーツを新たに作り直したという。
まとめると、今回発売された「MORELIA Ⅱ JAPAN」は、「MORELIA」のコンセプト「軽量・柔軟・素足感覚」はそのままに、ラスト(=木型)のリニューアルやアッパー部分、シュータン形状を再設計するなど、 更にフィッティングを追求。
また、細部のフィット感や足あたりにまでこだわるプレーヤーに向けて、これまでカスタムオーダーでのみ展開していた「ショートタン」「クロスステッチ」 タイプのシューズを定番ラインナップに加えた。
座学を終えてグラウンドへ。
新しいMORELIA Ⅱ JAPANが並びテンションが上がる。自身はMORELIA Ⅱを普段は履いているので、どんな進化があるのか楽しみだ。
見た目はほとんど変わらないが、履いてボールを蹴ってみると足に極めて自然にフィットし、何の違和感もない。まさに素足感覚だ!
普段からMORELIA Ⅱを履いているからかもしれないが。
最後にミニゲームを行った。実際にダッシュをしたり強いシュートを打ったりしたが、特に『かかと部分の安定感が増したこと』を実感した。ダッシュしながら方向転換しても、『かかとがずれずに安定』していたのが印象的だ。
帰り際に、試履会に参加していた友人と顔を合わせたが、お互いに自然とでた言葉が
「やっぱこれだよね」
この言葉が全てを表しているだろう。
最後に進化したポイントを記載する。
<6 つの進化したポイント>
① モレリア史上最高のフィッティングを追求し、ラスト(=木型)をリニューアル
足の形はその時代の環境によって、変化していきます。そこで今回、 現代フットボーラーに向けて、モレリアデビューから30年以上変わらなかったラストをリニューアルし、特に履き口周りの形状を変えることで、 かかと部分の安定感とホールド感をさらに向上させました。
② カンガルーレザーアッパーの更なるフィット感を追求
カンガルーレザーならではのフィット感を長持ちさせるために、アッパー内部に『マイクロタフタ』という素材を採用。当社従来モデル※1と比較して、縦方向への引 張強度が約3倍高くなりました。革の伸びすぎを抑え、シューズの形状を保つだけでなく、フィット感の持続をサポートします。
※1 従来モデルとは「MORELIA Ⅱ」を指します。
③ より足にフィットするシュータン形状に
・折り返しタン⇒シュータンのサイズを一回り小さくし、マジックテープの大きさを一回り大きくすることで、よりシューズとの一体感を実現しました。
・ショートタン⇒足に沿う形状に再設計することで、よりスムーズなプレーをサポートします。
④ 日本製の新インソール
足あたりの良い人工皮革素材のインソールを採用することで、モレリアの素足感覚をサポートします。(インソールのみ別売りでも販売)
⑤ MORELIA 専用のシューレース
シューレースの先端に MORELIA のロゴを入れた平紐を採用。また、3色(ブラ ック、ホワイト、レッド)展開でシューレースのみの販売も行い、プレーヤーの好みにあわせて、カラーのカスタマイズをできるようにしました。
⑥ 履き口素材を見直すことで、柔軟性を追求
履き口外側の素材や内側にクッション材を採用することで、モレリアならでのは柔らかい履き心地を追求しました。
MORELIA Ⅱ JAPANは1月10日に発売された。
更に詳しくは以下のミズノのページへ。
https://www.mizuno.jp/football/morelia/
Photo provided by Mizuno Corporation
2部構成に分かれており、最初に最新モデルの説明を座学で学び、知識を得た上で実際に履いてプレーする流れだ。
まず最初に座学にて知識を吸収。講師はMORELIA Ⅱ JAPAN開発者の陣賢太さんだ。そこで学んだ話を抜粋して以下に記載する。
2020年は1985年モレリア誕生から35周年。
35年間にわたり一切コンセプトは変わっていないという。「軽量・柔軟・素足感覚」このゆるぎないコンセプトを35年間ずっと伝えてきたのだ。
そのコンセプトを受け継いでいくというのが2020年のテーマ。今の時代にとってベストなモレリアは何かを求めて今回発売された。
特に今回のモデルで重視している点はどこなのか?
「いわゆるラストです。シューズで1番大事な木型。ものづくりの1つの根幹です。この木型自体も大事ですが、この木型に沿って物を作りこめるかという技術は誰にも真似できませんし、伝統と技術が我々の強みであると思います。」(陣)
新しいラストをもとに全パーツを新たに作り直したという。
まとめると、今回発売された「MORELIA Ⅱ JAPAN」は、「MORELIA」のコンセプト「軽量・柔軟・素足感覚」はそのままに、ラスト(=木型)のリニューアルやアッパー部分、シュータン形状を再設計するなど、 更にフィッティングを追求。
また、細部のフィット感や足あたりにまでこだわるプレーヤーに向けて、これまでカスタムオーダーでのみ展開していた「ショートタン」「クロスステッチ」 タイプのシューズを定番ラインナップに加えた。
座学を終えてグラウンドへ。
新しいMORELIA Ⅱ JAPANが並びテンションが上がる。自身はMORELIA Ⅱを普段は履いているので、どんな進化があるのか楽しみだ。
見た目はほとんど変わらないが、履いてボールを蹴ってみると足に極めて自然にフィットし、何の違和感もない。まさに素足感覚だ!
普段からMORELIA Ⅱを履いているからかもしれないが。
最後にミニゲームを行った。実際にダッシュをしたり強いシュートを打ったりしたが、特に『かかと部分の安定感が増したこと』を実感した。ダッシュしながら方向転換しても、『かかとがずれずに安定』していたのが印象的だ。
帰り際に、試履会に参加していた友人と顔を合わせたが、お互いに自然とでた言葉が
「やっぱこれだよね」
この言葉が全てを表しているだろう。
最後に進化したポイントを記載する。
<6 つの進化したポイント>
① モレリア史上最高のフィッティングを追求し、ラスト(=木型)をリニューアル
足の形はその時代の環境によって、変化していきます。そこで今回、 現代フットボーラーに向けて、モレリアデビューから30年以上変わらなかったラストをリニューアルし、特に履き口周りの形状を変えることで、 かかと部分の安定感とホールド感をさらに向上させました。
② カンガルーレザーアッパーの更なるフィット感を追求
カンガルーレザーならではのフィット感を長持ちさせるために、アッパー内部に『マイクロタフタ』という素材を採用。当社従来モデル※1と比較して、縦方向への引 張強度が約3倍高くなりました。革の伸びすぎを抑え、シューズの形状を保つだけでなく、フィット感の持続をサポートします。
※1 従来モデルとは「MORELIA Ⅱ」を指します。
③ より足にフィットするシュータン形状に
・折り返しタン⇒シュータンのサイズを一回り小さくし、マジックテープの大きさを一回り大きくすることで、よりシューズとの一体感を実現しました。
・ショートタン⇒足に沿う形状に再設計することで、よりスムーズなプレーをサポートします。
④ 日本製の新インソール
足あたりの良い人工皮革素材のインソールを採用することで、モレリアの素足感覚をサポートします。(インソールのみ別売りでも販売)
⑤ MORELIA 専用のシューレース
シューレースの先端に MORELIA のロゴを入れた平紐を採用。また、3色(ブラ ック、ホワイト、レッド)展開でシューレースのみの販売も行い、プレーヤーの好みにあわせて、カラーのカスタマイズをできるようにしました。
⑥ 履き口素材を見直すことで、柔軟性を追求
履き口外側の素材や内側にクッション材を採用することで、モレリアならでのは柔らかい履き心地を追求しました。
MORELIA Ⅱ JAPANは1月10日に発売された。
更に詳しくは以下のミズノのページへ。
https://www.mizuno.jp/football/morelia/
Photo provided by Mizuno Corporation