
Combining young and veteran players to take on strong opponents! New strengths to show in the final tournament - Club Brugge's prospects
クラブ・ブルージュはベルギーを代表する強豪クラブの一つ。国内リーグでは常に上位に位置し、CLでも常連といえるチームだ。今シーズンのCLは序盤から苦しい戦いが続くも欧州の強豪相手に一歩も引かないプレーを見せた。最終節のマンチェスター・シティFCに1-3と敗れたものの、プレーオフではアタランタBCと対戦し、2試合合計5-2で勝利。ベスト16までコマを進めた。決勝トーナメントは格上チームとの対戦が予想されるものの、若手とベテランの力を合わせ、番狂わせを目指す。※イラスト/vaguely

1次リーグ24位からの“ジャイアントキリング”はあるのだろうか
1次リーグ初戦の相手はドイツの強豪ボルシア・ドルトムント。前半こそ0-0で折り返すも、後半になると立て続けに失点し、終わってみれば0-3と大敗を喫する。力の差を痛感した試合だった。続く第2節のSKシュトゥルム・グラーツ戦では、FWクリストス・ツォリスのゴールで1-0とし、見事勝利を挙げる。続く第3節のACミラン戦ではMFタイアニ・ラインデルスの2ゴールで1-3と試合を落とすも、第4節のアストン・ヴィラFC戦では1-0で勝利。ストレートで決勝トーナメントに進出したチームを相手に、価値ある一勝を手にした。第5節のセルティックFC戦では、リードしていながら同点に追いつかれ1-1で引き分け。第6節のスポルティングCP戦は、逆に1点リードされている展開から2点をもぎ取り逆転勝利を挙げた。続くイタリアの強豪ユヴェントスFC戦では、両者譲らず、0-0のスコアレスドローで試合終了。両チーム合わせて12本のシュートしか打っていないディフェンシブな試合となった。1次リーグ最終節となったマンチェスター・シティFCは、前半終了間際にMFラファエル・オニェディカが先制点を挙げる。しかし後半はプレミアリーグ王者の猛攻に合い、1-3と敗戦を喫する。進出圏内ギリギリで迎えたプレーオフでは、イタリアのアタランタBCと対戦。セカンドレグでは、守護神のGKシモン・ミニョレのPKストップもあり、近年ではセリエAで安定した成績を出している難敵相手に2試合合計5-2と完勝し、決勝トーナメント進出を果たした。
▼2024-2025UEFAチャンピオンズリーグ1次リーグ成績
3勝2分3敗/7得点11失点/勝ち点11
2025年シーズン予想フォーメーション
相手によって変えているのか、試合ごとにフォーメーションを変更しているのが大きな特徴である。ここでは、なかでも直近の試合でよく採用されている4-2-3-1でポジションを組み立てていく。GKはベテランならではの安定感でチームを支えるシモン・ミニョレ。DFラインは左からマキシム・デ・クーパー、ブランドン・メシェレ、ジョエル・オルドニェス、ホアキン・セイスとした。DFオルドニェスは20歳、DFセイスも19歳と将来性は抜群で、数年後にはビッグクラブへのキャリアアップも見られるかもしれない。ダブルボランチを組むのは、MFアルドン・ヤシャリとMFラファエル・オニェディカが有力だ。この二人も20代前半と、若いパワーで中盤の底を支えていく。左SHにはFWクリストス・ツォリスが入り、右SHにはレギュラーに定着し始めたMFチェムスディネ・タルビを配置した。MFタルビは右SBを務めるDFセイスとともに19歳のプレイヤーだ。右サイドの10代のホットラインに注目したい。トップ下のポジションを務めるのはMFハンス・ヴァナケン。キャプテンも担うチームの絶対的存在であり、彼のプレーが試合のカギを握るといっても過言ではない。ワントップにはFWフェラン・ジュグラを配置した。フォーメーションによってはFWツォリスとのツートップを形成することもあるだろう。
決勝トーナメントの展望ー若手とベテランの融合で強豪をねじ伏せる
ギリギリでプレーオフ進出を決めたものの、1次リーグでは欧州の強豪相手に互角の戦いを繰り広げた。その勝負強さと試合巧者ぶりには目を見張るものがあり、決勝トーナメントでもジャイアントキリングが期待できる。GKシモン・ミニョレやMFハンス・ヴァナケンといった核となる経験豊富な選手はいるものの、メンバーの大半が10代後半から20代前半の若いチームだ。体力や勢いは決勝トーナメント進出チームのなかでも屈指といってよいだろう。将来はビッグクラブに移籍する選手もいるはずで、新たなスターを発見するという観点からみても楽しみなチームである。欧州の強豪相手に、フレッシュなスターたちがどんな活躍を見せてくれるのか期待したい。
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