【解説】高得点を維持してメダル獲得!“スケートボード女子ストリート” 銀メダル 赤間凛音
現地時間7月28日、スケートボード女子ストリート決勝が行われ、15歳の赤間凛音選手が合計スコア2位となり銀メダルを獲得した。※トップ画像出典/Getty Images
KING GEAR Editorial Department
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2024/08/29
予選では、パーク内を45秒間自由に滑走するランで86.55点を記録しトップに立ち、シングルトリック5本の中から成績のよい2つが加算されるベストトリックでも高得点をマークした赤間選手は、同じ日本勢の吉沢選手に次ぐ2位となる257.99点で決勝進出を決めた。
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予選の上位8人で行われた決勝でも、ランで89.26点を記録し首位に立つと、ベストトリック1回目では92.62点、2回目は84.07点の演技を見せ、優勝への期待が高まった。しかし3本目以降はすべてのトリックを失敗してしまい、吉沢恋選手に首位の座を受け渡すことに。それでも最終スコア265.95点の高得点で、堂々の銀メダルに輝いた。
<五輪での戦績>
予選:2位通過(スコア:257.99点)
決勝:2位(スコア:265.95点)
<Profile>
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2009年1月8日、宮城県生まれの赤間選手が本格的にスケートボードを始めたのは小学2年生の頃。12歳だった2021年の日本選手権で初優勝を果たすと、2023年の世界選手権で4位、同年のX-GAMESでは2位に輝くなど主要大会で好成績を収めてきた。2023年8月には、試合中に骨盤と鎖骨を折る大けがを負うものの、それを乗り越えてパリ五輪に出場した。板の前輪をつなぐ金属パーツを手すりに引っ掛けて滑る「バーレーグラインド」は赤間選手の得意技として知られている。