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野暮ったさを解消!一気にこなれる〈Pilgrim Surf+Supply〉〈BEAMS BOY〉スタイリング術

暑い夏は、できるだけ涼やかかつ軽やかに過ごしたいもの。しかしカジュアルによりすぎてしまうと、生活感が強く出てしまい、“おしゃれ”からはかけ離れてしまう。薄着になることで体型カバーもうまくできず、夏のスタイリングに苦手意識がある方もいるのではないだろうか。今回はスタイリスト高橋 愛さんに最新トレンドを取り入れ、独自の視点で選び抜かれたアイテムが豊富に揃う〈Pilgrim Surf+Supply〉、〈BEAMS BOY〉などのアイテムを使い、夏のカジュアルアイテムをおしゃれに着こなすコツを教えてもらった。※メイン画像:撮影/長田慶

Icon group 2 高橋 愛 | 2024/08/02

腰巻きテクニックでメリハリのあるスタイリングに

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シャツ(チャンピオン × ピルグリム サーフ+サプライ) ジャンプスーツ(ユニバーサルオーバーオール for ピルグリム サーフ+サプライ)サンダル(モヒ)撮影/長田慶
1枚でスタイリングが決まるオールインワンは楽ちんで動きやすく、幅広く着こなせる優秀アイテム。でもゆるダボなシルエットは、少年っぽさが強くなったり、野暮ったく見えてしまうことも。洒落た印象に見せたいと、トップスやインナー、小物選びに目が行きがちだが、着こなし方次第でぐっとセンスよくみえることも。

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シャツ(チャンピオン × ピルグリム サーフ+サプライ) ジャンプスーツ(ユニバーサルオーバーオール for ピルグリム サーフ+サプライ) 撮影/長田慶
今回は腰巻きにして、結び目をアクセントにすることで、切れ味よくスタイリッシュにまとまったスタイリングに仕上がった。この着方は腰まわりが気になる人にもおすすめ。さらに大人っぽく仕上げるなら、ここにモードなアイテムを取り入れると、洗練された印象でブラッシュアップできる。

「サロペットはそのまま着るとカジュアル感強めのアイテム。ユニセックスでストンとしたシルエットなので、こんな風に着ることでコーディネートにメリハリが。ここではゆるっとしたロゴTを入れ、カジュアル感を残したスタイリングにまとめましたが、ピッタリめのタンクトップなど入れて、ヘルシーに肌みせを楽しむスタイリングにするのもおすすめです」(高橋さん)


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https://www.beams.co.jp/

定番のストライプ柄こそ万能

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ベスト、ワンピース(ピルグリム サーフ+サプライ) バックパック(グレゴリー × ビームス ボーイ)撮影/長田慶
縦長効果ですっきり見せてくれるストライプ柄は、ストライプの線の細さや色によって雰囲気をガラリと変えられる。なかでもコーデを作りやすいシャツタイプのワンピースは、スタイリング次第でオールシーズン着られる万能選手に。スタイルアップも叶えながら、きれいめな印象もプラスでき、普段ワンピースを手に取ることが少ない方でも、スッといつものコーデに取り入れられるだろう。
定番アイテムのひとつだからこそ、自分らしい着こなしを楽しみたい。

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シューズ(コンバース)ベスト、ワンピース(ピルグリム サーフ+サプライ) バックパック(グレゴリー × ビームス ボーイ)撮影/長田慶
「少しハードルが高そうな柄on柄は、小物で取り入れるとうるさくなく、まとまりがいいです。柄の中でも、カモフラ柄はコーディネートに馴染みやすいので使える柄。メンズならストライプシャツにカモフラ柄リュックを合わせる、なんてコーディネートも◎」(高橋さん)


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赤のトップスで夏のスタイリングは一気にこなれる

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シューズ(サンダース × ビームス ボーイ)サコッシュ(ブリーフィング × ビームス ボーイ)タンクトップ(ピルグリム サーフ+サプライ)ジャンプスーツ(ユニバーサルオーバーオール × ピルグリム△サーフ+サプライ) 撮影/長田慶
遠くから見てもパッと目をひく赤のトップスは、強さを感じる色ゆえに、着こなすのを難しく感じるカラーリングのひとつだと思う。しかしスタイリングのアクセントとして加えると、一気にこなれ感をアップしてくれるお助けカラーでもあるのだ。

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シューズ(サンダース × ビームス ボーイ)サコッシュ(ブリーフィング × ビームス ボーイ)タンクトップ(ピルグリム サーフ+サプライ)ジャンプスーツ(ユニバーサルオーバーオール × ピルグリム△サーフ+サプライ)撮影/長田慶
落ち着いた印象になりやすいブラウンに合わせることで、シンプルなスタイリングの差し色になってくれ、カジュアルなサスペンダーパンツもドラマティックに楽しめる。ストンと落ちるパンツのシルエットも、スタイルアップに一役買ってくれ、他のアイテムとのバランサーとしてもぴったりだ。

「夏ならではのビビッドカラーは、普段あまりカラーものを着ない方もぜひ取り入れてほしい選択です。晩夏には秋を意識したブラウン基調+カラーを差し色にしたスタイリングがおすすめです」(高橋さん)


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Model:Minami
Styling:Ai Takahashi
Hair&make:Yuzuka Murasawa(PUENTE Inc.)
Photo:Kei Osada
Edit & Writing:Reina Kitayama