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BC League Ibaraki, a big breakthrough from the bottom for 3 years in a row, Director Matsuzaka and GM Irokawa talk about the reason.

The 2022 season of the Route Inn BC League, now in its 16th year, left an impression on the Ibaraki Astro Planets, who had been in last place for three consecutive years until last year, won the district championship and advanced to the BCL Championship (de facto league championship). runner-up). Why was the team suddenly able to make such a huge leap forward? After the NPB exchange game against the Yomiuri Giants (third team), we asked GM Touma Irokawa and manager Ken Matsuzaka to tell us why.

Icon fopv vbvqbakaduJunichi Swan | 2022/09/30
September 4, 2022 (Saturday)Hitachi Municipal Stadium BC Ibaraki vs. Giants Match Results
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Giant: 八百板卓丸 1号  ソロ(1回・二宮) 
Ibaraki: 大橋諒介  2号3ラン(7回・京本) 

■ Battery

Giant:
Ryuusei Takada, Hayato Ishida, Yojin Kawasaki, Eiji Kamouchi, Makoto Kyomoto, Ryuusei Yamada-Ayaya Otsu

Ibaraki:二宮衣沙貴、巽真悟、清水絢斗、高橋国杜、渡辺明貴、森祐樹-佐久田英尚 

■投手成績
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レギュラーシーズンを終え、ファンに向けて挨拶をする土田佳武主将。自身も本塁打と打点の2冠王に輝くなど、チームを牽引した。

――今シーズンは初の地区優勝を成し遂げました。昨年まで3年連続最下位に沈んだチームが、大躍進できた理由を聞かせてください。


 色川:まずは、野球界のマーケットという観点から、茨城アストロプラネッツの現在地についてのお話しさせていただきたいと思います。 

アメリカMLBは、各球団レベルで年間1000〜2000億円程度、日本のNPBは100〜200億円程度、僕ら独立リーグは1〜1.5億円程度の事業規模があります。

 大まかに見て、NPBの100分の1程度の小さな規模で球団を運営していますが、その中でも短期間にドラフトに指名される選手を育成し、なおかつ勝利も目指さなければないというタスクを抱えています。

僕らのチーム作りの根本には、「育成しながら勝つために、僕らはどこを目指すべきなのか」というマクロ視点での考察がありました。 従来の日本野球界の仕組みでは、監督の目指す野球に沿った選手が重宝され、時にはチームの勝利のために、選手が自己犠牲を強いられることもありました。

ですが、茨城では、「選手個人の成長を、チームの勝利につなげる」という、これまでにないアプローチを取り入れることとし、選手の個性や成長に主軸を置き、それらをチームの勝利につなげることを目指しました。

 プレイヤーの持つ個性と、監督の目指すチームづくりという2つの軸は、バランスを取ることが難しいものではありますが、チームを率いた松坂監督がそれを実現し、勝利に導いてくれました。優勝を勝ち取ることができたのも、彼のマネージメント力の賜物だと思います。

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――これまでにない育成に、挑戦されようと思ったきっかけは? 


 色川:ルートインBCリーグをはじめとする独立リーグ自体が、野球界の構造から溢れてしまった選手を集めていることも大きいかもしれません。 

NPBの世界に羽ばたく可能性を秘めつつも、何らかの形で溢れてしまった選手達が一つのチームに集まり、選手としての可能性を伸ばしていく。勝利を積み重ね、結果として優勝できたという意味では、「個性を伸ばしながら戦う」という、新たなモデルを提示できたのではないかなと思います。  

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提供:茨城アストロプラネッツ

――シーズン最終戦は、読売ジャイアンツ(3軍)とのNPB交流戦でした。


 色川:NPBの雰囲気やスケール、プレーの質を感じられることは、茨城の選手たちにとっても大きな経験だと思います。実力の上回るチームが勝つとは限らないのが野球の醍醐味でもありますし、試合でやるべきことを追求し、きちんと形にできたことが、今日の勝利に繋がったのかなと。

 今シーズンは区切りを迎えますが、選手たちの人生は、まだまだ先があります。 そして、プラネッツの選手として必死に戦った中で、上のステージに進めるのは、10%程度の選手にすぎません。 

多くの選手が、野球を続けるのか、それとも次のステージに進むかの選択を強いられることになりますが、選手達との向き合い方については、僕自身も気を遣いますし、考えさせられることが多くあって。

学生野球のような「頑張った」「お疲れ様」といった、シンプルな幕引きだけでは片付けられない難しさは、この季節になると感じますね。プラネッツを去る選手達の今後についても、陰ながら応援して、見守っていただけたら嬉しいです。 

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――純烈の皆さんも、新メンバーを募集されているそうです。茨城アストロプラネッツの選手達にも、ご興味を持たれている印象を感じました。


 色川:9割の選手がドラフト指名からは漏れてしまうので、ぜひお願いします。うちの選手は、「イケメン」も、結構多いと思いますから。

――最後になりますが、ファンの皆さんへのメッセージをお願い致します。

 色川:プラネッツには、球団を立ち上げる前からも支えてくれているファンの皆さんが、たくさんいらっしゃり、(昨年までは3年連続最下位で)勝てない時も、チームを激励し、一緒に歩んできてくださいました。皆さんには心からの感謝の思いを伝えたいです。僕らは来シーズン以降も、勝つことで熱狂と感動を生めるように頑張っていきたいと思います。   

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続いて、茨城アストロプラネッツを率いた松坂賢監督が、試合を受けての感想や、今シーズンの躍進の理由を語った。


  ――チームが成長を遂げた理由は? 

松坂:選手がそれぞれの課題に向き合い、苦しい時も前向きに取り組み続けたことが、一番の理由かなと思います。 

 選手には、「マインドセット」という言葉を使って、日頃から指導しています。自分のマインドをどのように設定して、行動に移していくのか。それらはプレーにも直結しますし、その後の人生や、自分自身の考えにも必ず現れてくると思いますから。

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NPB交流戦で決勝の3ラン本塁打を放った大橋諒介選手。(2022年シーズンで退団が決定)

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大橋選手に続いて、この日3盗塁を決めた安田寿明選手が、ヒーローインタビューに登場。

  ――地区優勝を決めた中で迎えた、今シーズン最後のNPB交流戦でした。

松坂:今シーズンは、読売ジャイアンツさんと4試合やらせていただき、ここまで3連敗中でした。「最終戦は勝ちたい」と思ってやってきたので、今日の勝利は本当に嬉しいです。今後の戦いにもつなげていきたいと思っています。 

(※ 9月23日まで開催されたBCLチャンピオンシップで、信濃に敗退。2022年シーズンを終える) 

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 ――積極的に声を出す松坂監督の姿が、印象に残りました。 


松坂:選手達のマインドをポジティブにしたり、アグレッシブさを引き出せたら良いなという思いもあります。うちは、相手チームへの野次も禁止していて。相手のことを悪く言うなら、そのぶん味方にポジティブな言葉をかけようと、選手達に伝えていました。それが結果につながるかどうかはわかりませんが、「ポジティブな声かけ」を心がけていました。         


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――レギュラシーズンの最終戦は、純烈の皆さんも登場もあり、大いに盛り上がりました。
 

松坂:純烈さんにお越しいただいたこともあり、今日はようやく1,000人を超えるみなさんにお越しいただくことができました。ひとえに純烈さんや、そのファンの皆様、そしていつも応援してくださるプラネッツファンのみなさんにも本当に感謝しています。

 お越しいただいた純烈ファンの皆さんの中には、初めて野球をご覧になられた方もいらっしゃったかもしれません。

プラネッツの試合の雰囲気や、ショウとしての魅力を楽しんでいただけていたら嬉しいですし、今後も、「楽しい」と思っていただけるような野球界にしていかなければいけないなと感じました。

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 提供:茨城アストロプラネッツ

――ファンへのメッセージをお願い致します。 


松坂:なかなか勝てない中でもチームを応援してくださった皆様と一緒に、「勝利の喜びを共有したい」という思いで、シーズンに臨みました。

おかげさまで初の地区優勝を手にすることができ、ようやくその第一歩を踏み出せたという感覚です。プラネッツは、これからも皆さんと一緒にステップを上がっていきたいと思っているので、応援をよろしくお願いします。