Ukasukaji's GAKU-MC looks back on the production of the Japan national team support song Hibiya Music Festival Report Vol.3
音楽プロデューサーでベーシストの亀田誠治が実行委員長を務める音楽イベント「祝・日比谷野音100周年 日比谷音楽祭2023」が、6月3日から4日にかけて東京の日比谷エリアで行われた。今年は4年ぶりに声出しや飲食ブースの出店も解禁。前回に続き、かつての盛況を取り戻した音楽祭の2日目の様子をレポートする。※メイン画像:提供/日比谷音楽祭実行委員会
Junichi Swan
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2023/07/02
日比谷音楽祭では、『Hibiya Dream Session』以外にも、さまざまなイベントやライブパフォーマンスが実施された。まずはそれらの一部を紹介したい。
『異世界混合大舞踏会(featおばけ)』(星野源)、『にんじゃりばんばん』(きゃりーぱみゅぱみゅ)、『第ゼロ感』(10-FEET)といった楽曲に合わせて元気にタオルを回す子どもたちの姿が印象的だった。
SO-SOは『This Is 8bit』と『SO-SO Exercise』の2曲を披露。『SO-SO Exercise』では、手拍子や足踏みを取り入れながら会場を一つにした。
The Music Park Orchestra:亀田誠治(Ba)、佐橋佳幸(Gt)、河村“カースケ”智康(Dr)、皆川真人(Key)、斎藤有太(Key)、四家卯大(Vc)、田島朗子(Vl)、山本拓夫(Sax)、西村浩二(Tp)、小田原ODY友洋(Cho)
※望海風斗は、体調不良のため出演キャンセル
6月末から2人が出演するミュージカル『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』でも使われているWALK THE MOONの楽曲『Shut Up and Dance』と、ハプスブルク家の皇后の生涯を描いた『エリザベート』などで知られる『闇が広がる』を披露。
続けて「僕自身はこの曲のよさが分かっていない。でも、この曲を作ったときはタイアップをつけるのに必死で、テレビで流れたときはうれしくてしょうがなかった」と驚きのエピソードと共に披露したのは、テレビドラマ『同窓会』の主題歌として使われ、Mr.Childrenが世の中に広く知れ渡るきっかけにもなった『CROSS ROAD』。亀田が直々にリクエストしたという楽曲で、会場は一体感に包まれた。そして最後の楽曲として『シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~』を披露。思いおもいにリズムに合わせて身体を動かす観客の姿は、コロナ禍からの復活を強く印象づけるものであった。
6月24日(土)から7月2日(日)までは、U-NEXTにて「アンコール見逃し配信」「ライブ別版見逃し配信」の2つの方法で日比谷音楽祭2023をお楽しみいただけます。どうぞお見逃しなく。
音楽とスポーツタイアップで世界へ。サッカーワールドカップレポート編
提供/日比谷音楽祭実行委員会
昨年の冬に行われたカタールW杯でのサッカー日本代表の快進撃も記憶に新しいが、応援ソングを通じてサッカーの盛り上げに貢献したウカスカジーのGAKU-MCが、トークショーを実施。長きに渡り交友を深めてきた大谷ノブ彦(DJダイノジ)をMCに迎え、日本サッカー協会公認のサッカー日本代表応援ソング『勝利の笑みを君と ~日本サッカーのために~』の制作秘話や現地で起こったエピソードなどが語られた。イベントの最後には参加者からの質問に2人がざっくばらんに答える場面も見られ、若い頃のアルバイトやゆかりのあるエリアの思い出など、距離の近い会場ならではの濃密なコミュニケーションで会場を盛り上げた。DJ ダイノジのキッズディスコ(ASOBI•草地広場)
GAKU-MCとDJダイノジは、トークイベント終了後にそれぞれが次の会場に移動してパフォーマンスも披露。「音楽にあわせて体を動かそう!タオルを回して盛り上がろう!!」をコンセプトにしたDJダイノジによるキッズディスコでは、子どもから大人まで楽しめるセットリストで会場を盛り上げた。『異世界混合大舞踏会(featおばけ)』(星野源)、『にんじゃりばんばん』(きゃりーぱみゅぱみゅ)、『第ゼロ感』(10-FEET)といった楽曲に合わせて元気にタオルを回す子どもたちの姿が印象的だった。
GAKU-MCによるライブパフォーマンス(KOTONOHA•東京ミッドタウン日比谷 パークビューガーデン)
提供/日比谷音楽祭実行委員会
GAKU-MCはKOTONOHAでソロパフォーマンスを行い、『もしもラッパーじゃなかったなら』、『昨日のNo,明日のYes』、『ついていない1日の終わりに』、『LIFE IS A JOURNEY』の4曲を歌い上げた。提供/日比谷音楽祭実行委員会
日比谷音楽祭2023の目玉企画でもある『Hibiya Dream Session』(日比谷公園大音楽堂)は、この日も昼と夜の2公演を実施。『Hibiya Dream Session 3』でもこの日しか見られない豪華ゲストの共演で、観客席を盛り上げた。SO-SO
提供/日比谷音楽祭実行委員会
ビートボックスで作られる数々の楽曲で話題を集めたSO-SOがトップバッターとして登場。実行委員長の亀田からSNSのダイレクトメッセージでオファーを受け取ったというSO-SOは、「あの東京事変の亀田さんから急に連絡が来てびっくりしました。最初は偽物かと思いましたよ(笑)」と出演に至った経緯を語った。SO-SOは『This Is 8bit』と『SO-SO Exercise』の2曲を披露。『SO-SO Exercise』では、手拍子や足踏みを取り入れながら会場を一つにした。
さらさ
ソロ・パフォーマンス時の様子 提供/日比谷音楽祭実行委員会
湘南出身のシンガーソングライターで美術作家やフラダンサー、そしてアパレルブランドのバイヤーなどマルチな活躍を見せるさらさが登場。昨年発表した1stアルバム『Inner Ocean』から『太陽が昇るまで』とUAのカバー曲の『情熱』を歌い上げた。The Music Park Orchestra&YOYOKA
提供/日比谷音楽祭実行委員会
日比谷音楽祭のために結成されたThe Music Park Orchestraと共に、今年3月に71歳でこの世を去った坂本龍一の楽曲『黄土高原』を披露した。The Music Park Orchestra:亀田誠治(Ba)、佐橋佳幸(Gt)、河村“カースケ”智康(Dr)、皆川真人(Key)、斎藤有太(Key)、四家卯大(Vc)、田島朗子(Vl)、山本拓夫(Sax)、西村浩二(Tp)、小田原ODY友洋(Cho)
日比谷ブロードウェイ(井上芳雄&甲斐翔真)
提供/日比谷音楽祭実行委員会
続けて日比谷公園近隣の劇場でも活躍を見せるミュージカル俳優の井上芳雄と甲斐翔真が日比谷ブロードウェイとして登場。※望海風斗は、体調不良のため出演キャンセル
6月末から2人が出演するミュージカル『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』でも使われているWALK THE MOONの楽曲『Shut Up and Dance』と、ハプスブルク家の皇后の生涯を描いた『エリザベート』などで知られる『闇が広がる』を披露。
提供/日比谷音楽祭実行委員会
その後、井上と甲斐は桜井和寿(Mr.Children)が日比谷音楽祭のために書き下ろした楽曲『雨が止んだら』を歌い上げている途中で、桜井が飛び入りで登場。「コロナ禍が終わって、これから新しい第一歩を踏み出すのにふさわしい“何か”を発信できるようにと、亀田さんと打ち合わせをしました」と、楽曲に込めた思いを語った。桜井和寿(Mr.Children)
提供/日比谷音楽祭実行委員会
ステージに残った桜井は、日比谷公園から見える光景を現しているかのような楽曲『東京』を披露。続けて「僕自身はこの曲のよさが分かっていない。でも、この曲を作ったときはタイアップをつけるのに必死で、テレビで流れたときはうれしくてしょうがなかった」と驚きのエピソードと共に披露したのは、テレビドラマ『同窓会』の主題歌として使われ、Mr.Childrenが世の中に広く知れ渡るきっかけにもなった『CROSS ROAD』。亀田が直々にリクエストしたという楽曲で、会場は一体感に包まれた。そして最後の楽曲として『シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~』を披露。思いおもいにリズムに合わせて身体を動かす観客の姿は、コロナ禍からの復活を強く印象づけるものであった。
提供/日比谷音楽祭実行委員会
日比谷音楽祭2023は、実行委員長を務める亀田の「1年間準備をしてきたけどあっという間でした。まだまだ挑戦し続けたいし、みんなで一緒に作り上げていきたいと思っています」と、今後の日比谷音楽祭の開催実現に向けたメッセージを呼びかけた。6月24日(土)から7月2日(日)までは、U-NEXTにて「アンコール見逃し配信」「ライブ別版見逃し配信」の2つの方法で日比谷音楽祭2023をお楽しみいただけます。どうぞお見逃しなく。