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川崎初の2冠で「最高の選手生活」に幕!中村憲剛引退セレモニーに豪華ゲストが集結

昨シーズンのJリーグと天皇杯を制覇した川崎フロンターレ。チームを18年間支えた中村憲剛選手の引退セレモニーと、優勝報告会が等々力陸上競技場で行われた。セレモニーには中村憲剛にゆかりのある錚々たる面々が登場。労いの言葉と次の人生へのエールを送った。

IconJunichi Swan | 2021/01/06

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©川崎フロンターレ

この日は、優勝報告会も合わせて行われた。サポーターの前でシャーレを掲げるキャプテンの谷口彰悟。チームはJリーグ記録の12連勝を記録。谷口を含む9人がベストイレブンに選出されるなど、圧倒的な強さが印象に残るシーズンだった。

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©川崎フロンターレ

その後、1月1日に新国立競技場で行われた天皇杯決勝に駒を進めた川崎は、ガンバ大阪を1−0で下して初優勝。鹿島アントラーズに延長戦(1−2)で敗れ、準優勝に終わった第96回大会(2017年)の雪辱を果たし、チームはリーグ優勝と併せて初の2冠に輝いた。

「感無量。嬉しすぎます。おそらく今、世界で一番幸せなサッカー選手なんじゃないかと思います」と試合後に語った中村。

残念ながら試合の出場は叶わなかったことについて問われると、「試合に出られなかったのは本当に残念。でも、それが勝負なので…。4年前の天皇杯決勝戦で敗退し、勝ちがすべてだということを痛いほど感じた。皆がその悔しさを胸に培ってきたものを出せて、最後に勝てたということは、フロンターレの新しい歴史に繋がるのではないかなと感じました。頼もしかったです」とコメント。ラストマッチを締めくくった。

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FWの小林悠(写真左)は、「憲剛さんがいなかったら、今の僕は絶対にないと断言できるくらい、僕にとって憲剛さんの存在は大きかった。本当に感謝しかない」と涙ながらに感謝の言葉を述べた後で、「憲剛さんと初優勝した時を超える感動は、これからのサッカー人生でも絶対にないと思う。一緒に抱き合って喜び合えたことが本当にうれしかった」と思い出を語った。

この日に行われた引退式には、中村憲剛選手にゆかりのあるさまざまな選手が登場。会場やVTRで、メッセージを送った。

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読者提供 史上最速のJリーグ優勝を決め、シャーレを手にする中村憲剛選手。

引退式での主な挨拶・コメント

関塚隆氏(元川崎フロンターレ監督 2004-2009)

「 僕の時代は“シルバーコレクター”と呼ばれ、なかなか優勝できませんでしたけども、彼が現役生活をしている間にフロンターレに星を付けてくれた。『おめでとう』という想いでいっぱいです。ここで現役を退きますけども、本当にこれからも川崎市、そしてフロンターレ、そして日本のサッカーをまた進めていってもらいたいなと思います。本当に18年間お疲れ様でした」。

鄭大世選手(町田ゼルビア)

「憲剛さん、18年間お疲れ様でした。僕が川崎を去ってから10年の月日が経ちました。僕がどこのクラブに行っても、はじめましての挨拶をした後には、「中村憲剛やばかったですか?」と聞かれるくらいの偉大な選手でした。僕はフロンターレで4年半も凌ぎを削ったことを誇りに思います。本当にお疲れ様でした。夢を与えてくれて、ありがとうございました」。

川島永嗣選手(RCストラスブール)

「フロンターレ時代から、どうやったらフロンターレを優勝させられるか。日本代表の時も、どうやったら日本サッカーをもっと強くできるのか。多くを語ったことを鮮明に覚えています。等々力のピッチでフロンターレを優勝させる夢を実現させた姿を想像すると、本当に憲ちゃんのことを誇らしく思いますし、「中村憲剛」という存在が、みんなにとっての宝物なんだということを心から感じます。今があるのも、憲ちゃんがひたむきにサッカーに向き合ってきたからこそ。これからもフロンターレや日本サッカーのためにサッカーに向き合いながら、楽しく過ごせてもらえたらいいなと思います。『お疲れ様』は言いたくないので、また近々会いましょう」。

ジュニーニョ氏(元川崎フロンターレ 2003-2011)

「川崎フロンターレ3度目のJリーグ優勝。川崎フロンターレのサポーターのみんなや、僕の友達のケンゴに心からのおめでとうを言いたい。僕らがこれほど愛し、僕らに多くを与えてくれたクラブのために、君がプレーを続けたいことは分かっている。でも、(引退の)時が来たんだ。これからはピッチ外でも、クラブを大いにサポートしていって欲しい。これからの君の人生でも大いなる幸せを祈る」。

大久保嘉人選手(セレッソ大阪)

「2013年に川崎フロンターレに移籍してからは、本当にサッカーが楽しくて、憲剛さんのパスは、自分のサッカー人生にとって、大きな宝物。本当に感謝しています。僕も憲剛さんに伝えたいこと、感謝の気持ちを言葉にしたいですが、言葉にするのが得意ではないので、またサッカーの話をとことんしましょう。自分はもう少し現役でやりたいと思っています。でも引退したら、(憲剛さんと)海外サッカーを見に行ったりしたいと思います。18年間の選手生活、お疲れ様でした。これからもJリーグや日本のサッカーを盛り上げていきましょう」。

アンドレス・イニエスタ選手(ヴィッセル神戸)

「サッカー選手としてのこれまでの輝かしいキャリア、お疲れ様でした。同じクラブに居続け、長い間にあたってトップレベルでプレーを続けられたことは素晴らしい。そして、最後の数年間を同じJリーグで戦えて光栄でした。がんばって!」

三浦知良選手(横浜FC)

「憲剛、現役18年間お疲れ様でした。その最後の年に、一緒にピッチに立つことができて、戦えて誇りに思います。これからは監督を目指すということを聞いています。選手の時と同じような、ファンタスティックで見てる人の誰もが楽しめる。そして感動できる。そんなサッカーを目指して、また憲剛の姿を見れることを楽しみにしています。頑張ってください。本当に18年間お疲れ様でした。ありがとうございました。Boa Sorte!」

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引退式には、中村憲剛選手の家族も登場。中村選手の長男の龍剛君が、「僕たちが憧れる存在になってくれたことに、感謝という気持ちしかありません。悲しいときも、悔しいときも共に乗り越えてきた仲間、家族として『ありがとう』と伝えたいです。引退、おめでとう。そして、ありがとう」とメッセージを送った。

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引退セレモニーには、川崎フロンターレのサポーターでもあるSHISHAMOと、スキマスイッチの常田真太郎氏も登場。中村憲剛選手に捧げる楽曲として「天才の種」を制作し、セレモニー内で披露された。12月27日に発売された楽曲は、各種サイトでダウンロードが可能だ。

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最高のプロサッカー選手生活でした。川崎フロンターレに入れて、みんなに会えて良かったです。僕は、頼もしい後輩達のみんなにフロンターレを任せて、先のステージに進みたいと思います。今日のこの景色は一生忘れません。本当に感謝しています。フロンターレ最高です。ありがとうございました」という挨拶で、引退セレモニーを締め括った中村選手。

セレモニーを終えると、川崎フロンターレのコアサポーターが集まる「Gゾーン」の前で、トラメガを使って挨拶。背番号と同じ14回の胴上げと、「サヨナラは言いません。また会いましょう」という言葉で、慣れ親しんだ等々力のピッチに別れを告げた。

【協力】川崎フロンターレ