MVPはリッチー・モウンガ、新人王に高本幹也!ラグビー・リーグワン年間表彰 堀江翔太、山下裕史、田中史朗に功労賞
東芝ブレイブルーパス東京の14季ぶりの優勝で幕を下ろしたラグビー・リーグワンの2023-24年シーズンの年間表彰式が27日に都内で行われ、個人タイトルの表彰が行われた。D1のMVPには優勝した東芝BLのリッチー・モウンガ選手、新人王は全試合に出場した東京SGの高本幹也選手が受賞。各タイトルの受賞者たちの喜びの声をお届けする。
【受賞者】
・プレーヤー・オブ・ザ・シーズン(D1):リッチー・モウンガ選手 SO 東芝ブレイブルーパス東京
・プレーヤー・オブ・ザ・シーズン(D2):レメキ ロマノ ラヴァ選手 WTB NECグリーンロケッツ東葛
・プレーヤー・オブ・ザ・シーズン(D3):コンラッド・バンワイク選手 SO 清水建設江東ブルーシャーク
リッチー・モウンガ選手 東芝ブレイブルーパス東京
「皆さんこんにちは。まずはこのような賞をいただけたことを本当に光栄に思います。自分がこのような賞をいただけたのも、チームメイトである東芝のみんなやヘッドコーチのトッド(ブラックアダー)が自分を信頼して試合に使ってくれたから で、彼らと一緒に試合ができたからだと思っております。25日の決勝戦に関しましても、パナソニックの皆さんは本当に素晴らしいチームで、彼らのようなチームと試合ができたことを本当に誇り思います。この賞をいただき、ありがとうございます」
ゴールデンショルダー
ベストタックラーに送られる『ゴールデンショルダー』には、各リーグの3選手が受賞した。
【受賞者】
・ゴールデンショルダー(D1):ジョーンズ・リチャード剛選手 FL 静岡ブルーレヴズ
・ゴールデンショルダー(D2):武者大輔選手 FL 日本製鉄釜石シーウェイブス
森山皓太選手 中国電力レッドレグリオンズ (2季ぶり2回目)
「本日はありがとうございます。同じ試合をした仲間にこうやってで選んでいただけて嬉しく思います。本日はありがとうございました」
武者大輔選手 日本製鉄釜石シーウェイブス
「皆様に選んでいただきありがとうございます。自分の持ち味であるタックルで、こんな素敵な賞をいただけて非常に光栄です。来シーズンは入れ替え戦の出場や優勝を目指して頑張っていきます。引き続き応援よろしくお願いします」
功労賞
決勝で東芝の前に惜しくも敗れた埼玉パナソニックワイルドナイツの堀江翔太選手はビデオでコメントを寄せた。
【受賞者】
・山下裕史選手 PR コベルコ神戸スティーラーズ
・堀江翔太選手 HO 埼玉パナソニックワイルドナイツ
・田中史朗選手 SH NECグリーンロケッツ東葛
山下裕史選手 コベルコ神戸スティーラーズ
「この度はこの賞をいただきありがとうございます。 神戸製鋼並びにチーム関係者の方々に感謝したいと思います。このキャップ数(※)までプレーできるくらい頑丈に産んでくれた両親と、普段からお世話をかけてる妻と子供にこの場を借りて感謝したいと思います。僕は今後もプレーするので、1つ1つキャップ数を伸ばせていけたらなと思います。本日はありがとうございました」
(※)ジャパンラグビー トップリーグのリーグ戦とリーグワンの公式戦出場試合数が178試合、歴代最多出場を達成した
田中史朗選手 NECグリーンロケッツ東葛
「このような賞をいただき本当に光栄に思います。 ファンの皆様、そしてチーム関係者の皆様、メディアの方々、本当にラグビーを日本に広めていただいて本当にありがとうございます。 僕はもうこの今シーズンで選手生活を終えてしまいますが、日本ラグビーは今まさに成長の途中なので、皆様の力をこれからもお借りして、僕自身もラグビーのためにこれからも全力で頑張っていきたいと思いますので、本当にこれからも日本の首をよろしくお願いします。本当にありがとうございました」
ベストホイッスル賞
ベストホイッスル賞 古瀬 健樹レフェリー
「素晴らしい賞をいただけたこと、本当に嬉しく思います。レフェリーをするにあたって、やっぱりまずは選手の皆さん、そして大会関係者の皆さんに、このような素晴らしいリーグにしてくださったこと、 来年もまたこの場所に戻ってきて、来年こそは決勝でレフェリーができるように、また1年間頑張ってまいりたいと思います。本日はありがとうございました」
ベストラインブレイカー
ディフェンスをランニングなどで突破したラインブレイク数が最も多かった選手に贈られる賞です。
【受賞者】
・ベストラインブレイカー(D1):尾﨑晟也選手 FB 東京サントリーサンゴリアス
・ベストラインブレイカー(D2): レメキ・ロマノ・ラヴァ選手 WTB NECグリーンロケッツ東葛
・ベストラインブレイカー(D3) 金澤徹選手選手 FB 清水建設江東ブルーシャークス
金澤徹選手 FB 清水建設江東ブルーシャークス
「まずは関係者の皆様、ファンの方々、ありがとうございます。この賞をいただけたことが大変光栄ですし、素直に嬉しいです。 普段はチームのみんなや監督、ヘッドコーチ、スタッフ、いろいろ関係者の方々に助けて助けてもらっているばかりですが、このような形になったことが何よりも嬉しいです。これから僕らはもっともっと強くなりますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました」
尾﨑 晟也選手 FB 東京サントリーサンゴリアス
「こんなに素晴らしい賞を受賞する方できて大変嬉しく思います。決して自分1人の力では受賞することができなかったと思ってます。自分のことを支えてくださった関係者、ファンの皆様、そしてサングリアスのチーム名と家族、全ての人に感謝を申し上げたいと思います。本日はありがとうございました」
ベストタックラー
【受賞者】
・ベストタックラー(D1)ピーター・ラピース・ラブスカフニ選手 クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
・ベストタックラー(D2)藤田達成選手 レッドハリケーンズ大阪
・ベストタックラー(D3) エドワード・カーク選手 中国電力レッドレグリオンズ
藤田達成選手 レッドハリケーンズ大阪
「今回このような賞をいただきとても嬉しく思います。来季もこの賞に満足せず、しっかり上を見て頑張っていきたいと思います。本日はありがとうございました。
ベストキッカー
【受賞者】
・ベストキッカー(D1) ブリン・ガットランド選手 SO コベルコ神戸スティーラーズ
・ベストキッカー(D2) ティアン・スワネポール選手 SO NECグリーンロケッツ東葛
・ベストキッカー(D3)ピアーズ・フランシス選手 SO クリタウォーターガッシュ昭島
ピアーズ・フランシス選手 クリタウォーターガッシュ昭島
「まずはこのような賞をいただいてありがとうございます。クリタウォーターガッシュ昭島のチームメイトやコーチ、ヘッドコーチ、ならびにチームの皆さんのおかげでこのような賞を受賞することができて、大変嬉しく思います。 ラグビーは個人のスポーツではないので、皆さんのおかげでこういった賞をいただけたという風に思っております。ありがとうございました」
ティアン・スワネポール選手 NECグリーンロケッツ東葛
「皆様にこのような名誉ある賞をいただきまして、本当に光栄に思っております。そして(在籍する)NECグリーンロケッツ東葛には、私にこのようなチャンスをくださってありがとうございます。本当に光栄に思っております」
ブリン・ガットランド選手 コベルコ神戸スティーラーズ
「まずは、本当にこのような賞をいただきありがとうございます。 これは個人の賞ではなく、チームがベストを尽くした上で、自分もベストを尽くした結果であると思っていますし、今年は (日本でのプレーが)1年目ということもあり、日本をすごい楽しめましたし、このリーグワンという素晴らしい大会でプレーできたこともすごい楽しく楽しかったので、本当に誇りに思います」
最多トライゲッター
【受賞者】
・最多トライゲッター(D1): マロ・ツイタマ選手 静岡ブルーレヴズ
・最多トライゲッター(D2) :
ヘンリー ジェイミー 選手 日本製鉄釜石シーウェイブス
石井魁選手 浦安D-Rocks
安田卓平選手 浦安D-Rocks
・最多トライゲッター(D3) コンラッド・バンワイク選手 清水建設江東ブルーシャークス
ヘンリー ジェイミー 選手 日本製鉄釜石シーウェイブス
「この賞をもらえたことにとても感謝しています。 来季も頑張りたいと思います」
石井 魁選手 浦安D-Rocks
「2回も話す機会をいただきありがとうございます。チームを代表してこのような賞をいただけたこと、 来シーズンもたくさんトライを取れるようにチーム一丸となって頑張りたいと思います。本日はありがとうございます」
安田卓平選手 浦安D-Rocks
「このような賞をいただいて大変嬉しく思いますし、関わってくださった チームメイト、そしてファンの皆さんに参加したいと思います。来シーズンはD1で結果を残せるように引き続き努力していきたいと思います。本日はありがとうございました」
マロ・ツイタマ選手 静岡ブルーレヴズ
「まずは、このような名誉ある賞をいただき、光栄に思います。すごく嬉しく思います。そしてチームメイトの皆様や、ブルーレヴスのコーチングスタッフに感謝をしたいと思います。彼らのおかげで、自分の愛しているラグビー、いるスポーツをやることができています。本当に感謝しています。ありがとうございました」
2023-2024新人賞
2023-2024シーズンの新人賞は、全試合に出場した東京サントリーサンゴリアスの髙本幹也選手(SO)が獲得した。
髙本幹也選手 東京サントリーサンゴリアス
「こんにちは。本日はこのようなをいただき大変嬉しく思います。1年間支えてくださったスポンサーの皆様、ファンの皆様、 チームメイト、スタッフの皆様に感謝申し上げます。本日はありがとうございます。「シーズン前に『全試合に出場して優勝する』ことを目標に掲げました。おぁげ様で全試合出場は達成できましたが、残念ながら優勝の夢は叶いませんでした。来シーズンは優勝に向けてしっかりと努力して、頑張りたいと思います」
最優秀選手賞(MVP)
写真はコンラッド・バンワイク選手
【受賞者】
・プレーヤー・オブ・ザ・シーズン(D1) :リッチー・モウンガ選手 SO 東芝ブレイブルーパス東京
・プレーヤー・オブ・ザ・シーズン(D2):石井魁選手 WTB 浦安D-Rocks
・プレーヤー・オブ・ザ・シーズン(D3) :コンラッド・バンワイク選手 SO 清水建設江東ブルーシャーク
石井魁選手 浦安D-Rocks
「皆さんこんにちは。この度は、このような素晴らしい賞を受賞できて大変嬉しく思います。賞を受賞できたのは、私1人の力ではなく、1年間一緒に戦ってきたチームメイトの協力があってことだと思っています。来シーズンはD1に昇格しさらに激しい試合が続くと思いますが、この賞に恥じないよう引き続き頑張りたいと思います。本日はありがとうございます」
東芝ブレイブルーパス東京 リッチー・モウンガ選手
「まずはこのような素晴らしい賞をいただけて本当に恐縮しております。チームが一丸となった努力の結果としてリーグ優勝を手にすることができました。優勝した日にチームメートにも話したんですけど、 『優勝して自分自身が嬉しい』というよりも、クラブのために長く頑張ってきた皆さんの姿の喜んでいる姿を見て、余計に嬉しく感じたというのが正直な気持ちです。
いただいたMVPに関しては、 今年に入って父が亡くなってしまったんですけど、今日いただいたMVPを天国にいる彼に捧げたいなと思います。自分が今ラグビーをやっているのも父の 存在がすごく大きかったので、彼を捧げる勝負にしたいなという風に思います。
日本で過ごす初めてのシーズンでしたが、関係者の皆さんも含めて、サポーターの皆さんも含めて、素晴らしい1年にしてくださったことに感謝したいです。本当にありがとうございました」
――モウンガ選手にとって日本で過ごした半年間はどのようなものでしたか?
「山あり谷ありの苦しい6か月間ではありましたが、ラグビーももちろん楽しめましたし、同時にフィールドの外で家族との時間をたくさん持つことができたので、そこは本当に素晴らしいハートになったなと 思ってます。日本の本当に温かい皆さんに迎え入れてもらったので、ニュージーランドにいる知り合いの選手たちにも「日本に来た方がいいよ!」と伝えてるんです。ありがとうございました」