Player of Yokohama F. Marinos visits elementary school! Undercover coverage of "Soccer Special Caravan"
ロシアW杯が開幕し、各地で盛り上がりを見せましたが、シーズンオフ中断期間中のJリーグでも、将来の若い才能を育成するイベントが積極的に行われています。 今回は、Jリーグの横浜F・マリノスが、ホームタウン活動の一環として定期的に開催している「サッカースペシャルキャラバン」の様子をレポートします。
Junichi Swan
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2018/07/13
横浜F・マリノスが実施する「サッカースペシャルキャラバン」は、日産スタジアムがある横浜市港北区内の小学校を横浜F・マリノスで活躍するトップ選手が訪問し、子供たちにサッカーの楽しさを体験してもらうというイベントで、今年で9年目を迎えました。
この日は、マリノスのホームスタジアムがある横浜市港北区にある3つの小学校で「サッカースペシャルキャラバン」が実施され、選手の皆さんのリラックスした表情と、子供たちの笑顔が印象的なイベントでした。
港北小学校には、(左から)栗原勇蔵選手、飯倉大樹選手、伊藤翔選手が訪問。
写真提供:横浜F・マリノス
菊名小学校には、(左から)扇原貴宏選手、大津祐樹選手、山中亮輔選手が訪問
写真提供:横浜F・マリノス
高田小学校には、イッペイ・シノヅカ選手と鈴木彩貴選手が訪問。
イベント開始直後、グラウンドに集まった子供達の前で、栗原選手がボールの蹴り方をレクチャーするシーン。多くの子供達がじっと食い入るように見つめていました。
3人の選手から、子供達が1分以内に何回ボールを奪えるかを競うゲームに挑戦。各クラスの代表者が、選手たちに果敢にボールに奪いに行く姿が印象的でした。
伊藤選手と飯倉選手によるシュートのデモンストレーション。伊藤選手がシュートを放った時のボールの音に、子供達は驚いている様子でした。
イベント終了後には、選手から子供達にサインが手渡しされる場面も。
「サッカースペシャルキャラバン」の活動に、選手の皆さんはどのような想いで参加されているのでしょうか?実際に伊藤翔選手にお話をお伺いしてみました。
――「サッカースペシャルキャラバン」に参加された感想を教えてください。
伊藤翔:マリノスに加入して以来、毎年参加させてもらっていましたが、今日は2018年シーズン最初の「サッカースペシャルキャラバン」でした。
子供たちが凄く元気に取り組んでくれたので、「僕にもこんな子供の頃があったな」という想いを感じながら、充実した時間を過ごせたと思っています。
――伊藤選手自身は、幼少時代にこのようなイベントに参加されたことはありましたか?
伊藤翔:僕は小学生の頃は名古屋で生活していましたが、その頃に名古屋グランパスの選手たちと触れ合うイベントに参加したことがあります。
その時に感じた「将来はこんな風になりたいな」という想いが原動力となって、プロ選手になるまでサッカーを頑張れた部分もありました。
今回のイベントに参加してくれた子供たちが、「将来はサッカー選手になってみたい」と感じてくれたら嬉しいですね。
――子供の頃に影響を受けた選手はいましたか?
伊藤翔:一番影響を受けたのは、2002年の日韓W杯の頃に活躍していた選手たちですね。
例えば、俊さん(中村俊輔選手 現ジュビロ磐田)とか。たくさんいますけどね。
でも、今一緒にプレーしている中澤佑二選手ということにしておきます。(笑)
子供の頃は、中澤選手のプレーを見て育ちました。
横浜F・マリノスが実施する「サッカースペシャルキャラバン」は、これまでにのべ2900校を巡回し、およそ28万人の子供達にサッカーの魅力や身体を動かす楽しさを伝えてきたそうです。
今年はロシアW杯が行われ大変な盛り上がりを見せましたが、この日のイベントに参加された子供達のなかから、世界の舞台で活躍する選手が輩出される未来もそう遠くはないかもしれません。
取材/白鳥純一
撮影/佐藤主祥
この日は、マリノスのホームスタジアムがある横浜市港北区にある3つの小学校で「サッカースペシャルキャラバン」が実施され、選手の皆さんのリラックスした表情と、子供たちの笑顔が印象的なイベントでした。
港北小学校には、(左から)栗原勇蔵選手、飯倉大樹選手、伊藤翔選手が訪問。
写真提供:横浜F・マリノス
菊名小学校には、(左から)扇原貴宏選手、大津祐樹選手、山中亮輔選手が訪問
写真提供:横浜F・マリノス
高田小学校には、イッペイ・シノヅカ選手と鈴木彩貴選手が訪問。
イベント開始直後、グラウンドに集まった子供達の前で、栗原選手がボールの蹴り方をレクチャーするシーン。多くの子供達がじっと食い入るように見つめていました。
3人の選手から、子供達が1分以内に何回ボールを奪えるかを競うゲームに挑戦。各クラスの代表者が、選手たちに果敢にボールに奪いに行く姿が印象的でした。
伊藤選手と飯倉選手によるシュートのデモンストレーション。伊藤選手がシュートを放った時のボールの音に、子供達は驚いている様子でした。
イベント終了後には、選手から子供達にサインが手渡しされる場面も。
「サッカースペシャルキャラバン」の活動に、選手の皆さんはどのような想いで参加されているのでしょうか?実際に伊藤翔選手にお話をお伺いしてみました。
――「サッカースペシャルキャラバン」に参加された感想を教えてください。
伊藤翔:マリノスに加入して以来、毎年参加させてもらっていましたが、今日は2018年シーズン最初の「サッカースペシャルキャラバン」でした。
子供たちが凄く元気に取り組んでくれたので、「僕にもこんな子供の頃があったな」という想いを感じながら、充実した時間を過ごせたと思っています。
――伊藤選手自身は、幼少時代にこのようなイベントに参加されたことはありましたか?
伊藤翔:僕は小学生の頃は名古屋で生活していましたが、その頃に名古屋グランパスの選手たちと触れ合うイベントに参加したことがあります。
その時に感じた「将来はこんな風になりたいな」という想いが原動力となって、プロ選手になるまでサッカーを頑張れた部分もありました。
今回のイベントに参加してくれた子供たちが、「将来はサッカー選手になってみたい」と感じてくれたら嬉しいですね。
――子供の頃に影響を受けた選手はいましたか?
伊藤翔:一番影響を受けたのは、2002年の日韓W杯の頃に活躍していた選手たちですね。
例えば、俊さん(中村俊輔選手 現ジュビロ磐田)とか。たくさんいますけどね。
でも、今一緒にプレーしている中澤佑二選手ということにしておきます。(笑)
子供の頃は、中澤選手のプレーを見て育ちました。
横浜F・マリノスが実施する「サッカースペシャルキャラバン」は、これまでにのべ2900校を巡回し、およそ28万人の子供達にサッカーの魅力や身体を動かす楽しさを伝えてきたそうです。
今年はロシアW杯が行われ大変な盛り上がりを見せましたが、この日のイベントに参加された子供達のなかから、世界の舞台で活躍する選手が輩出される未来もそう遠くはないかもしれません。
取材/白鳥純一
撮影/佐藤主祥