Shinji Okazaki Exclusive Interview vol.1 “A sense of unity with the feet” that he wanted from his spikes in order to compete overseas”
初戦コロンビアを見事勝利したロシアワールドカップ。日本代表FWとして、3大会連続出場となる岡崎慎司選手。サッカー人生の集大成として挑むロシアワールドカップに向けて、どんなスパイクを履き、どんなプレイを見せてくれるのか?ドイツ、イギリスと海外移籍をして、辿りついたスパイクへの求める部分など独占インタビューでその胸中に迫った。
Ippei Ippei
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2018/06/22
――まず本題に入る前に、日本から最初にドイツに移籍して、そしてイングランドに場を移されて、その中で特に、食を中心とした生活の変化への対応という部分が一番大変だったのかなと感じるのですが、改めて振り返っていただいて、「あの時あれがこうなっていればもっと楽だったのに」「今から思い返すとあれが一番大変だったな・・・・」と思われることはありましたか?
Okazaki:まず私は最初にドイツに行ったのですが、やはり家族と一緒だったことはとても大きかったと思います。妻が食事を作ってくれる、これはやっぱり一番でしたね。
日本と海外との違いに色々と気になってしまう選手が中にはいると思うのですけれど、実はそういうところに鈍感なんで、あまり気になりませんでした。
“自分はこうだ”というような、いわゆる“固定観念”的なものに捉われてしまうと、海外生活はうまく対応できなかったのかもしれません。
――それはある意味とても重要なことですよね。そこに気を使わなくていいわけですから。
Okazaki:そのように考えることもできますし、自分は昔からそういうナイーブさみたいなものは持ち合わせていない人間なので、それこそ、いつでもどこでもサッカーに集中できるタイプです。
――同時に、食べ物や生活環境による影響が少なからず出るのが、身体の変化であると思いますが、当然練習内容やレベルも違ってくるなか、具体的に身体のどの部分にそう言った影響が出てきましたか?
Okazaki:ドイツに行って半年後に日本に帰ったときに全然自分では気が付いていなかったのですが、とにかく各パーツが大きくなった、体全体が大きくなったと言われました。
――なるほど、そういう部分は意外と気がつかないものでしょうか?
Okazaki:特に何か意識してトレーニングしたとかはあまりなかったんですよね。さらなる向上を求めて日々のトレーニングに取り組んでいましたが、特に意識的に何かを取り組んだというのはありませんでした。
――まさにそういう部分での細かい日々の積み重ねが、まさに今日の岡崎選手を作り出したのかもしれませんね。普通に考えたらもう生活するだけで一杯一杯だと思うのですが、改めてすごいですね・・・・。
それでは本題のギアのお話、スパイクのお話を伺いたいと思いますが、まずヨーロッパに来て一番スパイクに求めたことは、どんな事でしたか?
Okazaki:そうですね・・・・すごく感覚的なお話になるのですが、自分が特に注力したことは、自分の動きについてきてくれるスパイクを要求させていただきました。
海外に出てきて、まず何で勝負するか、何で勝てるかということを考えたのですけれども、自分の場合はFWとして本当に細かい動き出しの部分だと感じたんです。
そうなった時にやはりトレーニングの内容も動き出しを磨くものになりますし、当然スパイクもその取り組みに合うものになります。
それで、ミズノさんからご提案いただき、開発されたスパイクがバサラというモデルなんです。
FWとしての細かいポジショニングの動きだったり、自分の頭のなかにある理想の動作・イメージにスパイク(足元)がしっかりと連動してついてくることができるか、特に小さいステップといったFWとしての特有の動きである“動き直し”をする時に足元がしっかりとついてくることをとにかく要求しました。
――つまり一言で言うと、「足との一体感」ということになりますかね?そう考えますと、アッパーであったり、アウトソールであったりの細かい修正・調整が多くなされた上で開発されたというこのシューズはもう岡崎選手の足そのものですね!?
Okazaki:そうなりますかね?笑 そういうことにとても柔軟に対応してくれたというのはやはりミズノさんならでは、です。細かい対応をしてくだる部分を含めてやっぱりサポート体制が整っているのが、本当に大きいなといまでも感じています。
vol.2に続く。6月23日公開予定。
◆Click here for more information on REBULA 2 worn by Shinji Okazaki
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Interview / Hiroyuki Sakai
Shooting / Keisuke Yoshida
Okazaki:まず私は最初にドイツに行ったのですが、やはり家族と一緒だったことはとても大きかったと思います。妻が食事を作ってくれる、これはやっぱり一番でしたね。
日本と海外との違いに色々と気になってしまう選手が中にはいると思うのですけれど、実はそういうところに鈍感なんで、あまり気になりませんでした。
“自分はこうだ”というような、いわゆる“固定観念”的なものに捉われてしまうと、海外生活はうまく対応できなかったのかもしれません。
――それはある意味とても重要なことですよね。そこに気を使わなくていいわけですから。
Okazaki:そのように考えることもできますし、自分は昔からそういうナイーブさみたいなものは持ち合わせていない人間なので、それこそ、いつでもどこでもサッカーに集中できるタイプです。
――同時に、食べ物や生活環境による影響が少なからず出るのが、身体の変化であると思いますが、当然練習内容やレベルも違ってくるなか、具体的に身体のどの部分にそう言った影響が出てきましたか?
Okazaki:ドイツに行って半年後に日本に帰ったときに全然自分では気が付いていなかったのですが、とにかく各パーツが大きくなった、体全体が大きくなったと言われました。
――なるほど、そういう部分は意外と気がつかないものでしょうか?
Okazaki:特に何か意識してトレーニングしたとかはあまりなかったんですよね。さらなる向上を求めて日々のトレーニングに取り組んでいましたが、特に意識的に何かを取り組んだというのはありませんでした。
――まさにそういう部分での細かい日々の積み重ねが、まさに今日の岡崎選手を作り出したのかもしれませんね。普通に考えたらもう生活するだけで一杯一杯だと思うのですが、改めてすごいですね・・・・。
それでは本題のギアのお話、スパイクのお話を伺いたいと思いますが、まずヨーロッパに来て一番スパイクに求めたことは、どんな事でしたか?
Okazaki:そうですね・・・・すごく感覚的なお話になるのですが、自分が特に注力したことは、自分の動きについてきてくれるスパイクを要求させていただきました。
海外に出てきて、まず何で勝負するか、何で勝てるかということを考えたのですけれども、自分の場合はFWとして本当に細かい動き出しの部分だと感じたんです。
そうなった時にやはりトレーニングの内容も動き出しを磨くものになりますし、当然スパイクもその取り組みに合うものになります。
それで、ミズノさんからご提案いただき、開発されたスパイクがバサラというモデルなんです。
FWとしての細かいポジショニングの動きだったり、自分の頭のなかにある理想の動作・イメージにスパイク(足元)がしっかりと連動してついてくることができるか、特に小さいステップといったFWとしての特有の動きである“動き直し”をする時に足元がしっかりとついてくることをとにかく要求しました。
――つまり一言で言うと、「足との一体感」ということになりますかね?そう考えますと、アッパーであったり、アウトソールであったりの細かい修正・調整が多くなされた上で開発されたというこのシューズはもう岡崎選手の足そのものですね!?
Okazaki:そうなりますかね?笑 そういうことにとても柔軟に対応してくれたというのはやはりミズノさんならでは、です。細かい対応をしてくだる部分を含めてやっぱりサポート体制が整っているのが、本当に大きいなといまでも感じています。
vol.2に続く。6月23日公開予定。
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Interview / Hiroyuki Sakai
Shooting / Keisuke Yoshida