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【DF】長友佑都(ながとも ゆうと)/FIFAワールドカップアジア最終予選・SAMURAI BLUEメンバーサッカー日本代表選手紹介 

FC東京所属のDF。これまで4度のワールドカップ出場を含む、代表142キャップを数えるサイドバック。ベテランの域に達した現在でも、その熱いキャラクターと経験、そして“エースキラー”と称される無類の対人の強さで、日本代表のワールドカップ出場に貢献する。※イラスト/これ松えむ

Icon kinggear iconKING GEAR Editorial Department | 2024/10/21

profile

ポジション:DF
出身:愛媛県
生年月日:1986年9月12日
身長/体重:170cm/68kg
所属チーム:東福岡高校→明治大学→FC東京→ACチェゼーナ(イタリア)→インテル・ミラノ(イタリア)→ガラタサライSK(トルコ)→オリンピック・マルセイユ(フランス)→FC東京

A代表歴(データ)

出場試合数(先発)/得点数:142(137)/ 得点4

主な経歴

2006年:全日本大学選抜
2007年:全日本大学選抜
2008年:U-22、U-23日本代表(北京五輪メンバー)A代表
2010年:FIFAワールドカップ南アフリカ2010
2011年:AFCアジアカップカタール2011
2014年:FIFAワールドカップブラジル2014
2015年:AFCアジアカップオーストラリア2015
2018年:FIFAワールドカップロシア2018
2019年:AFCアジアカップUAE2019
2022年:FIFAワールドカップカタール2022

所属リーグでの実績

明治大学サッカー部在籍時にFC東京関係者の目に留まり、2007年5月に特別指定選手としてFC東京に参加。同年7月のナビスコカップ・横浜F・マリノス戦で公式戦デビューを果たした。2008年には明治大学サッカー部を退部して正式にFC東京に入団。開幕戦からレギュラーの座を掴んだ。2009年にはFC東京のナビスコカップ優勝に貢献し、同年のJリーグベストイレブンにも選出された。

2010年7月、同年に行われたワールドカップでの活躍が評価され、イタリアのACチェゼーナに移籍。1部リーグに昇格したばかりのチームで開幕戦からレギュラーとして出場を重ねた。シーズン途中の2011年1月、イタリアの名門・インテル・ミラノへの移籍を発表し、2月のローマ戦でデビュー。3月にはイタリアでの初ゴールを記録し、また同じく3月には初のチャンピオンズリーグ出場を果たした。インテル・ミラノには主力として8シーズン在籍し、その間コッパ・イタリア優勝や2度のチャンピオンズリーグ、4度のヨーロッパリーグ出場などを経験した。

2018年1月、トルコの強豪ガラタサライSKへ移籍した。レギュラーの座を掴むと、3シーズンで2度のリーグ優勝やカップ戦制覇に貢献し、チャンピオンズリーグへも出場。さらに2020年にはフランス1部のオリンピック・マルセイユに移籍。チャンピオンズリーグ出場など含め、1年に渡り奮闘した。そして2021年9月、11年ぶりにFC東京に復帰することを発表。移籍初年度はリーグの途中ということもあり10試合の出場に止まったが、2022年シーズンには30試合、2023年シーズンには29試合に出場するなど、活躍を続けている。

日本代表での実績、経歴

2007年にユニバーシアード日本代表に選ばれたことを皮切りに、同年の北京オリンピック日本代表にも選出された。A代表初招集は2008年のキリンカップで、同大会のコートジボワール戦で代表デビューを飾っている。以降は日本代表にとって欠かすことのできない選手として招集され続けており、2010年から4度連続でワールドカップに出場。2022年ワールドカップでも全4試合にフル出場を果たし、日本人の歴代ワールドカップ最多出場記録である15試合を達成している。2024年、約1年ぶりにA代表に復帰した。2013年には、アジア年間国際最優秀選手賞も受賞している。

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プレースタイル

持ち前の体幹の強さとスピード、俊敏性、豊富な運動量をフルに活用した守備能力が魅力のサイドバック。“エースキラー”と称されるほどに対人へのディフェンスに強く、プレーにムラがないのも特長。無尽蔵の上下運動がトレードマークで、ゴールに直結するクロスから、日本代表を勝利に導くシーンを幾度となく生み出してきた。熱く、ムードメイキングができるキャラクターで、ベンチワークでもチームに貢献している。

所属クラブでの出場記録 出場試合数(得点数)

2007年 FC東京

リーグ戦:0試合0得点
カップ戦:1試合0得点 

2008年 FC東京

リーグ戦:29試合3得点
カップ戦:3試合0得点
天皇杯:4試合0得点

2009年 FC東京

リーグ戦:31試合1得点
カップ戦:4試合1得点

2010年 FC東京

リーグ戦:12試合1得点
カップ戦:1試合0得点 

2010-2011シーズン チェゼーナ/インテル(イタリア)

リーグ戦(チェゼーナ):16試合0得点
リーグ戦(インテル):13試合2得点
イタリア杯:3試合0得点
UEFA CL: 3試合0得点 

2011-2012シーズン インテル(イタリア)

リーグ戦:35試合2得点
イタリア杯:1試合0得点
UEFA CL: 7試合0得点

2012-2013シーズン インテル(イタリア)

リーグ戦:25試合0得点
イタリア杯:2試合0得点
UEFA EL: 8試合2得点

2013-2014シーズン インテル(イタリア)

リーグ戦:34試合5得点
イタリア杯:2試合0得点

2014-2015シーズン インテル(イタリア)

リーグ戦:14試合0得点
イタリア杯:1試合0得点
UEFA EL:3試合0得点 

2015-2016シーズン インテル(イタリア)

リーグ戦:22試合0得点
イタリア杯:4試合0得点

2016-2017シーズン インテル(イタリア)

リーグ戦:16試合0得点
UEFA EL: 4試合0得点 

2017-2018シーズン インテル(イタリア)/ガラタサライ(トルコ)

リーグ戦(インテル:11試合0得点
イタリア杯:2試合0得点

リーグ戦(ガラタサライ:15試合0得点

2018-2019シーズン ガラタサライ(トルコ)

リーグ戦:17試合1得点
UEFA CL: 5試合0得点
UEFA EL: 2試合0得点

2019-2020シーズン  ガラタサライ(トルコ)

リーグ戦:15試合1得点
トルコ杯:2試合1得点
UEFA CL:6試合0得点

2020-2021シーズン マルセイユ(フランス)

リーグ戦:25試合0得点
フランス杯:1試合0得点
UEFA CL:2試合0得点 

2021年 FC東京

リーグ戦:10試合0得点  

2022年 FC東京

リーグ戦:30試合0得点
天皇杯:1試合0得点

2023年 FC東京

リーグ戦:29試合0得点
カップ戦:6試合0得点
天皇杯:2試合0得点

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※記事内の情報は執筆時点の情報です

Illustration by Korematsu Emu