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niko and ...がJリーグ39クラブとコラボTシャツを作った理由
昨年に引き続き今年も「JリーグデザインコラボTシャツ」が8月9日より発売された。今年のコラボはJ1とJ2合わせて39クラブとなり、昨年より6クラブ増えた。ファッションからJリーグや地域を盛り上げようという素晴らしい企画だ。今年のコラボ企画のコンセプトなどを聞かせてもらった。
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株式会社アダストリアが展開する「niko and ... (ニコアンド)」は、昨年に25周年を迎えたJリーグを記念し、33クラブとコラボレーションしたオリジナルTシャツを販売し、即完売のTシャツも複数出るほどの人気を博した。
今年も同様に「JリーグデザインコラボTシャツ」が8月9日より発売された。
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今年のコラボはJ1とJ2合わせて39クラブとなり、昨年より6クラブ増えた。
8月1日にはniko ano ...TOKYOにてサッカー関係者やファッション関係者などを招いたローンチイベントが開催され、色々な方向からサッカーを盛り上げようという熱い空間となった。
niko and ...のブランドアンバサダーを務め、サッカーをこよなく愛しているアーティストのGAKU-MCさんと、元日本代表でJリーグの5クラブでプレー経験のある鈴木隆行さんのトークショーも開催された。
写真提供:niko and ...
Photo courtesy:niko and ...
いかにファッションや音楽からJリーグやスポーツを盛り上げていくか、それぞれの視点から濃い話が繰り広げられあっという間の30分であった。
後日に小林千晃さん(株式会社アダストリアのチーフクリエイティブディレクター)に今年のコラボ企画のコンセプトなどを聞かせてもらった。
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――今年はなぜ昨年よりもコラボするクラブが6チーム増えたのですか?
Kobayashi:昨年はあっという間に完売しました。その話を聞いて「やれば良かった」というクラブがあったのも増えた要因の一つです。
また、ファッションとのコラボへの興味が各チームに思いのほかありまして、ほぼ全チームに共感頂き、今年もしっかりとコラボしていくことになりました。
昨今、企業同士のコラボが主流になってきていて、全く違う業態同士がコラボすることがメジャー化されてきた流れも要因としてはあると思います。
――ファッションとサッカーのコラボも増えていますよね?
Kobayashi:よりフットボールがファッション化されてきたと思います。ユベントスしかり、北海道コンサドーレ札幌がファッション化に向けてクリエイティブディレクターと組まれましたよね。
こういったことにより、ファッションとのコラボがより認知されてきましたし、これから更に増えるのではと感じています。
――J1のチームだけではなく、J2のほぼ全チームともコラボされている理由を教えてください。
Kobayashi:グローカルという言葉も頻繁に出てきていますし、ローカル対応やどうやって地域を盛り上げるかという話が最近は特にあります。
松本山雅FCや鹿児島ユナイテッドFCなど地方のクラブが更に熱狂的になってきましたよね。ファッションやスポーツから地域を盛り上げることに協力出来たら嬉しいです。
――今年のコラボで昨年から進化した点はありますか?
Kobayashi:昨年はniko and ...だけでの販売でしたが、今年はクラブでスタジアムや、クラブのホームページでも販売して頂けるようになったので、niko and ...とクラブのお互いのファンの行き来というのが、ブリッジされると思います。
お互いの相互送客が今年はより強くなっているので、来年はもっともっとパワーアップして、J3のクラブまで網羅し、全国のクラブを盛り上げていければ良いなと考えています。
――コラボTシャツとは話が変わりますが、水戸ホーリーホックに移動着を提供したりと応援されていますよね?
Kobayashi:水戸市が株式会社アダストリアの創業本社なんですよ。水戸ホーリーホックというクラブのファッション化を応援したい、そのことによって更にサポーターに愛されるチーム作りに少しでも貢献したいという想いから応援させて頂いています。
――そもそもなぜJリーグデザインコラボTシャツを作られたんでしたっけ?
Kobayashi:niko and ...は「衣・食・住・遊・知・健・旅・音・TOKYO」 の9つのジャンルを “UNI9UE SENSES” として取り上げ、この9つのカテゴリーのコラボ先と仕事をしています。
「健」は健康でして、スポーツの部分で今回のJリーグとのコラボをさせて頂いています。食のコラボもしますし、住宅メーカーとのコラボもありますし、旅や音楽とのコラボもしているんですよ。
色々なコラボをやっているブランドでして、ファッション以外の分野との相互送客も目的としています。
――今年もカッコイイ・可愛いTシャツをきっかけにJリーグのクラブに興味を持ってもらい、サッカーファンが1人でも増えたら嬉しいことですよね。いちサッカーファンとして、今後の展開にも期待しています。
(了)
今年も同様に「JリーグデザインコラボTシャツ」が8月9日より発売された。
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8月1日にはniko ano ...TOKYOにてサッカー関係者やファッション関係者などを招いたローンチイベントが開催され、色々な方向からサッカーを盛り上げようという熱い空間となった。
niko and ...のブランドアンバサダーを務め、サッカーをこよなく愛しているアーティストのGAKU-MCさんと、元日本代表でJリーグの5クラブでプレー経験のある鈴木隆行さんのトークショーも開催された。
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いかにファッションや音楽からJリーグやスポーツを盛り上げていくか、それぞれの視点から濃い話が繰り広げられあっという間の30分であった。
後日に小林千晃さん(株式会社アダストリアのチーフクリエイティブディレクター)に今年のコラボ企画のコンセプトなどを聞かせてもらった。
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――今年はなぜ昨年よりもコラボするクラブが6チーム増えたのですか?
Kobayashi:昨年はあっという間に完売しました。その話を聞いて「やれば良かった」というクラブがあったのも増えた要因の一つです。
また、ファッションとのコラボへの興味が各チームに思いのほかありまして、ほぼ全チームに共感頂き、今年もしっかりとコラボしていくことになりました。
昨今、企業同士のコラボが主流になってきていて、全く違う業態同士がコラボすることがメジャー化されてきた流れも要因としてはあると思います。
――ファッションとサッカーのコラボも増えていますよね?
Kobayashi:よりフットボールがファッション化されてきたと思います。ユベントスしかり、北海道コンサドーレ札幌がファッション化に向けてクリエイティブディレクターと組まれましたよね。
こういったことにより、ファッションとのコラボがより認知されてきましたし、これから更に増えるのではと感じています。
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――J1のチームだけではなく、J2のほぼ全チームともコラボされている理由を教えてください。
Kobayashi:グローカルという言葉も頻繁に出てきていますし、ローカル対応やどうやって地域を盛り上げるかという話が最近は特にあります。
松本山雅FCや鹿児島ユナイテッドFCなど地方のクラブが更に熱狂的になってきましたよね。ファッションやスポーツから地域を盛り上げることに協力出来たら嬉しいです。
――今年のコラボで昨年から進化した点はありますか?
Kobayashi:昨年はniko and ...だけでの販売でしたが、今年はクラブでスタジアムや、クラブのホームページでも販売して頂けるようになったので、niko and ...とクラブのお互いのファンの行き来というのが、ブリッジされると思います。
お互いの相互送客が今年はより強くなっているので、来年はもっともっとパワーアップして、J3のクラブまで網羅し、全国のクラブを盛り上げていければ良いなと考えています。
――コラボTシャツとは話が変わりますが、水戸ホーリーホックに移動着を提供したりと応援されていますよね?
Kobayashi:水戸市が株式会社アダストリアの創業本社なんですよ。水戸ホーリーホックというクラブのファッション化を応援したい、そのことによって更にサポーターに愛されるチーム作りに少しでも貢献したいという想いから応援させて頂いています。
――そもそもなぜJリーグデザインコラボTシャツを作られたんでしたっけ?
Kobayashi:niko and ...は「衣・食・住・遊・知・健・旅・音・TOKYO」 の9つのジャンルを “UNI9UE SENSES” として取り上げ、この9つのカテゴリーのコラボ先と仕事をしています。
「健」は健康でして、スポーツの部分で今回のJリーグとのコラボをさせて頂いています。食のコラボもしますし、住宅メーカーとのコラボもありますし、旅や音楽とのコラボもしているんですよ。
色々なコラボをやっているブランドでして、ファッション以外の分野との相互送客も目的としています。
――今年もカッコイイ・可愛いTシャツをきっかけにJリーグのクラブに興味を持ってもらい、サッカーファンが1人でも増えたら嬉しいことですよね。いちサッカーファンとして、今後の展開にも期待しています。
(了)
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I want to convey the fun of the basket and the charm of the area. Former Japanese national team Takuma Watanabe's thoughts on the competition promotion project [Hachijojima Basketball Clinic Report]
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